【VIVANT】日本のモニターが長野専務である“有力証拠” 疑惑のメアド「fox.777@jmail.com」

俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』の第9話が10日夜に放送された。劇中では予想通り、堺演じる主人公・乃木憂助に銃撃された別班4人の生存が確認された。また、病院内でリハビリをしている4人の動画をテロ組織・テントに送信した日本のモニターの存在が示された。

長野利彦専務を演じる小日向文世【写真:(C)TBS】
長野利彦専務を演じる小日向文世【写真:(C)TBS】

視聴者「空白の2年が怪しい」 「飯田という仮名でバルカに滞在し乃木を連れ帰った」説も

 俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』の第9話が10日夜に放送された。劇中では予想通り、堺演じる主人公・乃木憂助に銃撃された別班4人の生存が確認された。また、病院内でリハビリをしている4人の動画をテロ組織・テントに送信した日本のモニターの存在が示された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第9話では、テントが3年ほど前から二束三文の土地を買い占めていた理由が判明。そこには半導体に使われる純度99%のフローライトという鉱物が眠っていることや、そのフローライトの存在をバルカ共和国政府に漏洩した裏切りの疑いで乃木が部下の黒須(松坂桃李)とともにグルグル巻きにされた状態で吊るされる拷問シーンが登場した。

 疑いの目が乃木に向けられたきっかけは1通のメール。ノコル(二宮和也)は裏切り者を見つけるためテントに所属する人員の通信履歴を徹底的に調べたが、証拠は発見できなかった。まさにその時、パソコン画面に重要な機密情報とみられるメールが届く。そこには「Jmail 1 message」と示されていた。視聴者はこの「Jmail」に注目。長野専務(小日向文世)がハッカーの太田(飯沼愛)に送ったメールのアドレスが「fox.777@jmail.com」だったからだ。

 視聴者からは「別班4人の入院動画の送り主がJmailって長野専務か?」「テントに送られた日本のモニターからのメールがJmailなら、やはり長野専務かな」などの声が上がる一方、「黒須から問題発生って送られて来たのもJmailだった」「JmailはGmailをもじっているのだろうからこれだけでは何とも言えない」と距離を置く見方もある。

 ただ、長野専務が怪しいのは確かだ。乃木と黒須によって粛正された丸菱商事社員・山本は「テントは自分のことを全部知っていた」などと自白。同社の長野専務なら社員名簿から山本の名前も住所も全部分かる立場だ。また、長野専務の経歴を振り返ると、1985年3月に防衛大を卒業後、87年4月に一橋大大学院に入るまでの2年間の空白がある。本人は「薬物治療の更生施設に入所していた」と語っていたが、「飯田という仮名でバルカに滞在し、乃木を連れ帰った」とする推測もある。となると、長野専務が日本で活動するテントのモニターである可能性も高まる。さらに、長野専務のメールアドレスに「fox」の文字があることから、「海上保安庁情報調査室(FOX)所属の二重スパイでは」との指摘もある。

 同話のラストでは、日本のモニターから送られてきた別班4人の動画を見たノコルは「全員生きていたんだな。急所を外していたんだろ」と激怒。ベキ(役所広司)も「我らを欺き、別班としてここに来た。そうだな!」と詰め寄ると、乃木は「私は別班の任務でここに来ました」と告白してしまった。それを聞いたベキは日本刀をスラリと抜いて一気に振り下ろす…。ベキは乃木が別班であることをとっくに承知しているため、このシーンには不可解な点もある。乃木最大のピンチが次回でどう回収されるのか、見逃せない最終回となりそうだ。

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