ジャニー喜多川前社長（享年87）による性加害問題を告発したアーティストのカウアン・オカモトが7日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、同日開かれたジャニーズ事務所による記者会見について私見を述べた。

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　ジャニーズ事務所は都内ホテルで記者会見を開き、故ジャニー喜多川前社長による性加害の事実を正式に認めて謝罪。問題を放置してきた責任を取って、今月5日に藤島ジュリー景子代表取締役社長（57）が辞任したこと、所属俳優・東山紀之（56）の新社長就任を発表。会見にはジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦（47）を含めた3人と顧問の木目田裕弁護士が登壇した。

　東山は年内をもってタレント引退、事務所の株式100％を所有する藤島氏は当面代表取締役を継続し、被害者救済の責任を担う。今後、社名については「変更せず。ただし、今後は検討」と発表され、カウアンは険しい表情を見せていた。

　視聴を終えた、カウアンは「まず、ジャニーズ事務所が性加害に関して認め、謝罪をしたということで、すごく安心感があります。そして、被害者への補償も行うと言うことで、僕含めて被害者の方々も少しは心が一安心したのかなと思います」と話した。

　そして「新社長に東山さんが就任して、いろんな体勢を語られていたんですけど、正直まだ、気持ちが整理できるわけではないです。明日12時から日本外国特派員協会で会見を行いますので、思いを全部話せたらと思います。引き続きよろしくお願いします」と心境を明かした。