【光る君へ】井上咲楽が大河初出演に歓喜 家族にも伝えておらず「この発表で喜んでくれるのを」

NHKは31日、来年の大河ドラマ『光る君へ』の新たな出演者を解禁し、タレントの井上咲楽が藤原よし子(ふじわらのよしこ/「よし」の漢字はりっしんべんに氏)を演じることを発表した。

藤原よし子を演じる井上咲楽【写真:(C)NHK】
藤原よし子を演じる井上咲楽【写真:(C)NHK】

17歳という若さでこの世を去るという役どころ

 NHKは31日、来年の大河ドラマ『光る君へ』の新たな出演者を解禁し、タレントの井上咲楽が藤原よし子(ふじわらのよしこ/「よし」の漢字はりっしんべんに氏)を演じることを発表した。

 井上にとって大河ドラマは初出演。よし子は、花山天皇の女御で寵愛を受けるが早逝。天皇の出家のきっかけとなる。

 井上は「花山天皇の深い寵愛を受けたよし子。その子を身籠ったまま、17歳という若さでこの世を去ります。熾烈な権力争いの時代、二人の愛は思わぬところで利用されてしまいますが、その濃密な関係、僅かな時間を慈しむ気持ち、そして若き天皇を遺して逝く気持ちはどんなものだったのでしょうか。よし子について詳しい資料は残っていないものの、二人の時間がいかに儚く大切なものだったのか、大切に想って演じるよう心掛けました」とコメントした。

 また、大河出演について、「オファーをいただいた際、『歴史ある大河ドラマにまさか私が!』と驚きを隠せなかったです。小さいころから我が家のテレビでは、日曜20時には当たり前のように大河ドラマがついていました。家族にもまだ伝えていないので、この発表で喜んでくれるのを楽しみにしています」と喜んだ。

 同作は平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。武家台頭の時代の前にきらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生の物語。紫式部を吉高由里子が演じ、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は大石静氏が担当する。

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