甲子園V慶応OBのTBS井上貴博アナ、ラジオ号泣反論を反省「ただの放送事故」も母校チームを「うちは」と表現

TBS井上貴博アナウンサー(39)が27日、同局系『サンデー・ジャポン』(日曜午前9時54分)に生出演し、母校・慶応(神奈川)が107年ぶり2回目の優勝を飾った全国高校野球選手権(兵庫・甲子園)について振り返った。

TBS・井上貴博アナウンサー【写真:山口比佐夫】
TBS・井上貴博アナウンサー【写真:山口比佐夫】

『サンデー・ジャポン』に生出演

 TBS井上貴博アナウンサー(39)が27日、同局系『サンデー・ジャポン』(日曜午前9時54分)に生出演し、母校・慶応(神奈川)が107年ぶり2回目の優勝を飾った全国高校野球選手権(兵庫・甲子園)について振り返った。

 慶応を率いる森林貴彦監督の人柄に迫る企画だったが、冒頭、司会の爆笑問題・田中裕二から「昨日はご自分のラジオで号泣しながら野球のことを語っていましたけど」と振られた井上アナは、「本当にただの放送事故で、もう、慶応の話はいいんじゃないですか」と言い、恐縮した。

 井上アナは前日26日、パーソナリティーを務める同局ラジオ『井上貴博 土曜日の「あ」』(土曜午後1時)に生出演。一部で起きた慶応への大応援への批判が、選手にまで及んでいることに怒り、号泣しながら「そこだけは許せない」「バカな僕を責めてください」などと呼び掛けていた。

 自身が慶応で甲子園を目指し、慶大在学中は慶応の学生コーチをして球児と汗を流していただけに選手への思いは人一倍強い。一方で、メディア人でいながら「公私混同で、公平性を欠いている」との思いから出た発言だった。

 とはいえ、慶応OBとしての思いは強く、森林監督が推進してきた「エンジョイベースボール」を解説する中で、「選手がサインを出しているチームもあります。“うち”よりも先に行っているチームはあります」などと発する一幕もあった。一方で、ラジオ番組で「号泣」の要因となった慶応の大応援については、冷静に「『はしゃぎ過ぎ』という批判はOBも受け止めるべきだと思います」とコメントした。

 井上アナは慶応幼稚舎(小学校)、慶応普通部(中学校)、慶応高、慶大経済学部を歩んだ生粋の慶応ボーイ。慶大在学中に務めた慶応高学生コーチ時代には、2005年センバツ大会に出場している。慶応が甲子園優勝を決めた当日の23日には、TBSを通じて報道各社にコメント。「アナウンサー失格です。公私混同で、公平性を欠いています」と反省したことでも、話題になっていた。

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