【VIVANT】主要人物はみな高学歴、キャストの類似に視聴者は『ドラゴン桜』彷彿「東大行け!と言いそう」

俳優の堺雅人が主演するTBS系『VIVANT』(日曜午後9時)の第5話が13日に放送された。同作は、日曜劇場『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズなどを手がけてきた同局の福澤克雄氏が原作・演出を担当するオリジナルストーリー。丸菱商事エネルギー開発事業部第二課・課長の乃木憂助(堺)が1億ドル(約145億円)の誤送金問題を探るためバルカ共和国に赴き、日本を標的とするテロ事件に巻き込まれてしまう……。

阿部寛演じる野崎守【写真:(C)TBS】
阿部寛演じる野崎守【写真:(C)TBS】

『ドラゴン桜』公式Xも再始動「あっ、桜木先生と田村先生だ!」

 俳優の堺雅人が主演するTBS系『VIVANT』(日曜午後9時)の第5話が13日に放送された。同作は、日曜劇場『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズなどを手がけてきた同局の福澤克雄氏が原作・演出を担当するオリジナルストーリー。丸菱商事エネルギー開発事業部第二課・課長の乃木憂助(堺)が1億ドル(約145億円)の誤送金問題を探るためバルカ共和国に赴き、日本を標的とするテロ事件に巻き込まれてしまう……。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第5話では、乃木が自衛隊の裏組織「別班(ベッパン)」の一員だったことが明確に描かれた。部下の黒須駿(松坂桃李)と共に、会社の同期で実は世界的テロ組織「テント」のモニターだった山本巧(迫田孝也)を自殺に見せかけて処刑するシーンが登場し視聴者に衝撃を与えた。

 こうした流れの中で注目を集めたのが乃木と山本の学歴だ。警視庁公安部・外事第4課・野崎守(阿部寛)が大型スクリーンに映し出された乃木と山本のプロフィールを眺めているシーンを確認すると、乃木は京都の小中校を卒業後、米国に渡り、ロンガリーミリタリー高校に入学。同校を卒業後は日本に帰国し、東京大大学院経済学研究科修士課程を修了している。一方、無残な死を遂げた山本は私立開灘高を卒業後、東大理科二類に入学。工学部電子情報工学科に進学選択(進振り)し、卒業後は同大大学院情報理工学系研究科を修了、という設定だ。視聴者からは「東大卒か」「とんでもないスーパーエリート」「さすが皆さん東大出」などの声が上がっている。

 山本を演じた俳優の迫田孝也は、阿部主演で21年4月から放送された同局系『ドラゴン桜』に出演している。「女に学歴は必要ない」というゆがんだ固定観念の持ち主で、娘の小杉麻里(志田彩良)の大学進学に強硬に反対するモンスターペアレントの父・繁を憎らしく演じて存在感を見せた。

 劇中では教室で向き合った桜木建二(阿部)が繁(山本)を大声で説教するシーンがあったため、野崎と山本が社内データを盗む共謀シーンは『ドラゴン桜』の再来のように映った。また、山本の指示で誤送金を実行した入社2年目の財務部・太田梨歩(飯沼愛)の母親を演じていた山田キヌヲも『ドラゴン桜』で発達障害のある生徒を受け持った誠実なクラス担任・田村梨江子を演じた。

 最終回後も時折更新されてきた『ドラゴン桜』の公式X(ツイッター)『【公式】日曜劇場『ドラゴン桜』応援ありがとうございました!!』は6日に「あっ、桜木先生と田村先生だ!」とドラゴン桜ファミリーの活躍を発信した。ちなみに乃木の父親・卓役で出演している林遣都も『ドラゴン桜』にIT企業を経営する坂本智之役で出演している。ネットには「VIVANTの阿部寛さんが何かを説明する時ドラゴン桜でにやけちゃう」「阿部寛は東大行け!と言いそう」「VIVANT見てると私も東大行けそう」「私の知り合い、東大で首席やったけど別班なんやろか」「半沢直樹とドラゴン桜はじまった!」などと歓喜する視聴者の声が多数寄せられている。

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