YOSHIKI、「THE LAST ROCKSTARS」ベーシスト不在の質問に反論「重要なことじゃない」

ミュージシャンのYOSHIKIが4日、都内でバンド「THE LAST ROCKSTARS」の2nd single&ツアー発表会見に出席した。同バンドにおけるベーシストの不在について語った。

発表会見に登壇したYOSHIKI【写真:ENCOUNT編集部】
発表会見に登壇したYOSHIKI【写真:ENCOUNT編集部】

SUGIZOも「固定観念」とバッサリ

 ミュージシャンのYOSHIKIが4日、都内でバンド「THE LAST ROCKSTARS」の2nd single&ツアー発表会見に出席した。同バンドにおけるベーシストの不在について語った。

 今回、同バンドはセカンドシングル「PSYCHO LOVE(サイコ・ラヴ)」の全世界配信を8月4日にスタート。同曲の作詞はYOSHIKIとHYDE、作曲はHYDEが行った。また「THE LAST ROCKSTARS 2023 秋」の日本公演と米国公演の開催も決定。日本公演は、11月21?23日に有明アリーナで、米国公演はロサンゼルスで11月29日に開催する。

 ベーシストがいない同バンド。一部報道陣から、コンサートに向けてサポートメンバーや楽曲のベースラインについて問われるとYOSHIKIは「なんかさ……」と声のトーンを下げ、「その質問って、問題発言したくないけど、あんまり重要なことじゃないと思う」と意見。「ロックバンドはドラム、ギター、ベース、ボーカルって……そういう時代じゃないと思う。コンサートとかでは、MIYAVIがギターをチューニングさせればベースラインもできる。(ベースで奏でるような低い)下の音を出すこともできる。あんまり……重要なことではない」と話した。

 SUGIZOも「申し訳ないんですが……固定観念だと思うんですよ」とキッパリ。「ロックバンドはベーシストがいないといけない、ドラマーがいないといけない。でもそれがないバンドもたくさんあるし、成功しているのもたくさんある。逆にうちらはそこ(ベーシストがいないこと)が強みだと思っている」と言い、ベーシストがいない利点や音楽性の変化に言及。「おのずと楽曲がダンス方向に寄った。それがまたROCKSTARSの音楽の特性なんだと思う。ベーシストを入れなきゃいけない、という固定概念は僕らに一切ない」と断言した。

 続けてSUGIZOは、新曲『PSYCHO LOVE』も「ベーシストがいたらできなかったと思う。いい意味ですごく、結果的にオーライじゃないかと思っています」と言えば、MIYAVIも「この4人で集まることに意義があると思う」と述べた。

 会見には、同バンドのメンバーであるHYDEも出席した。

「THE LAST ROCKSTARS」は22年11月に結成。昨年12月に全世界契約とファーストシングル「THE LAST ROCKSTARS (Paris Mix)」を発表。今年の1月、2月には日米4会場にて初ライブ「THE LAST ROCKSTARS  Live Debut 2023 Tokyo – New York – Los Angeles」を開催した。

 8月4日18時30分から放送される『ミュージックステーション 3時間半スペシャル』(テレビ朝日系)への出演決定が明らかに。民放番組では初のパフォーマンスとなる。

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