21日放送のTBS系「グッとラック!」は、東京高検の黒川弘務検事長が辞意を固めたことを報じた。

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　MCの落語家の立川志らくは「どうしてこの時期にマージャンしに行くのかな。相手は記者ですよ。なんで記者とやるんだろう」とバッサリ。

　元TBSのフリーアナウンサーの小林麻耶は「緊急事態宣言中に記者の家に集まって何時間もマージャンをするということが不思議で仕方がないですよね。もしかしたら自分が感染させてしまうかもしれない、もしかしたら人の命を奪ってしまうかもしれないという怖さはなかったのかなって思います」と不快感をにじませた。

　志らくは「密な状態は避けましょうと言っている中で、検察のトップの人が蜜な状態を作っている道徳的な問題ある。それから検察の人が賭けマージャンをやっていた。これは世間から非難を浴びてもしょうがない。賭けマージャンやっているだけでも辞めろっていう声は出ますよ」と話した。

　黒川検事長は、緊急事態宣言の発令下に産経新聞記者や朝日新聞社員と賭けマージャンをしていた疑惑を週刊文春の電子版に報じられていた。

　黒川検事長を巡っては、1月に検事長としての定年延長が特例的に閣議決定された。これが火種になり、ツイッター上のデモ「#検察庁法改正案に抗議します」に発展。近いとされる安倍首相の意向を含め、騒動になっていた。