外出時にマスクを着用しない人の心理「周りがしてくれている、自分がする必要はない」
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出時のマスク着用が呼びかけられているが、中には着用せずに外出する人たちもいる。そんな中、ライフプラン相談、オンライン保険相談サービス「ほけんROOM」が18歳以上の1153人を対象に外出時のマスク着用に関する意識調査を実施。マスクを着用しない人たちの心理が明らかとなった。
コロナ禍でマスクは必要に約97%
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出時のマスク着用が呼びかけられているが、中には着用せずに外出する人たちもいる。そんな中、ライフプラン相談、オンライン保険相談サービス「ほけんROOM」が18歳以上の1153人を対象に外出時のマスク着用に関する意識調査を実施(https://hoken-room.jp/money-life/9133)。マスクを着用しない人たちの心理が明らかとなった。
1つ目の質問である「外出時にマスクを着用しているか」との問いでは「着用する」が88.6%と大多数を占めた。そして、10.1%が「時々着用しない」と回答。一方で1.3%の人たちが「着用しない」としている。
マスク着用が呼びかけられる中で「着用しない」と回答した人からは「コロナに効き目のあるFFP2マスク以外はあまり意味がないと思うので。また外出禁止中にマスクだけを買うために出かけたくなく、まだ手に入れていない」(海外在住/40代女性/主婦)と手元にマスクが無いからと理由を明かした人も。
さらには、「周りがしてくれているので、自分がする必要はないと思っているから。自分がコロナに感染している可能性はないと思っているから」(静岡県/50代女性/派遣社員)と驚きの回答をした人もいた。
次に「今現在、マスクを持っているか」の問いには、89.2%が「持っている」と回答。また、「持っているがなくなりそう」が1.2%、「持っているが使わない」と回答した人が0.7%と9割を超える人がマスクを所持していることが明らかとなった。
さらに、「コロナ禍の中、マスクが必要か」との問いには「必要」と答えた人が76.1%、「どちらかと言えば必要」には20.6%と合わせて96.7%が必要であると考えているようだ。一方で、「必要ない」に0.8%、「どちらかと言えば必要ない」には2.4%と、一定数は不必要と考えているようだ。
「必要ない」と答えた人はその理由として「マスクはかかっている人が移さないようにするものであり、かかってない人がつけても意味無さそうであるため」(東京都/30代女性/主婦)や「複数の海外のウイルス研究者や医師がマスクには感染防止の効果について慎重な意見を述べているためです」(東京都/30代男性/アルバイト)、「疫病のマスク神話は、世論の過剰な動きに見えます。シートベルトをしても死ぬときがあるように、補助具だけでは生きられません」(北海道/40代男性/個人事業主)など、マスクに感染の抑止力があるのかということに疑問を抱いている人が多いようだ。
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