peco、元夫ryuchellさんと亡くなる前日に交わした会話「空港にお迎えに行くからねと」

タレントのryuchell(りゅうちぇる、本名・比嘉龍二=ひが・りゅうじ)さん(享年27)が東京・渋谷区の所属事務所で死亡しているところを発見されてから1日を過ぎた13日深夜、昨年8月に離婚した元夫人でタレントのpeco(ぺこ、28)が、訃報後初めてインスタグラムを更新した。pecoは長男(5)のサマースクールで滞在していた米グアムから緊急帰国。長男の誕生日前日となる10日には、ryuchellさんもグアムを訪れて、3人で過ごしたことなどを明かした。

peco【写真:Getty Images】
peco【写真:Getty Images】

13日深夜、訃報後初めてインスタグラムを更新

 タレントのryuchell(りゅうちぇる、本名・比嘉龍二=ひが・りゅうじ)さん(享年27)が東京・渋谷区の所属事務所で死亡しているところを発見されてから1日を過ぎた13日深夜、昨年8月に離婚した元夫人でタレントのpeco(ぺこ、28)が、訃報後初めてインスタグラムを更新した。pecoは長男(5)のサマースクールで滞在していた米グアムから緊急帰国。長男の誕生日前日となる10日には、ryuchellさんもグアムを訪れて、3人で過ごしたことなどを明かした。

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 ryuchellさんが遺体で発見されてから約29時間後の13日午後11時。pecoが思いをつづった。

「7月12日、りゅうちぇるが亡くなりました。このようなことを皆様にお伝えしなければいけないこと、未だに信じられません。息子に、息子がだいすきなダダのことを伝えるのは、今日まで生きてきた中でいちばん辛い瞬間でした。りゅうちぇると出会い、結婚し、わたしたちの最愛の息子が生まれてきてくれて、そして去年、新しい家族のかたちで進んでいくことを皆様にお伝えさせていただいて。りゅうちぇると出会ってから今日まで、その時その時のかたちで、この先一生かけても足りないくらいのたくさんの愛をもらいました」

 その上で昨年、ryuchellさんが心に抱えていた思いを打ち明け、法的な夫婦関係を解消したことを振り返った。

「去年、わたしに勇気を出して、自分の抱えていたものを打ち明けてくれたこと。そしてそれを、わたしには計り知れないくらいの不安や葛藤ともに、皆様にも打ち明けたこと。たくさんぶつかりもしたけれど、いっしょに息子のことを第一に考えて、同じ方向を向いてくれたこと。そして、思い悩み苦しんでいたときも、息子のこれからをいつだって考えてくれたこと。わたしは今も、そして息子が大きくなったときも、胸を張って『あなたをいちばん愛している最高のダダだよ』と息子に伝え続けます」

 pecoと長男は数週間の予定でグアムに滞在していた。そして、長男の誕生日前日には、ryuchellさんが日本から合流。11日朝には帰国する必要があったため、長男もスクールを休んで家族3人で過ごしたことを明かし、3人で見た虹の画像も添えている。

「丸一日たっぷり3人で出かけてあそび、おおはしゃぎして、息子の5歳をお祝いしました。この虹も、3人で見れた虹です。お誕生日当日の朝、いっしょに息子をスクールへ送り、『日本に帰ってくるとき空港にお迎えに行くからね』と、まさか本当の別れになるとは思えない、いつも通りの、とってもフランクな“いってらっしゃい”でした。息子を送ったあとはひさしぶりに2人でごはんを食べ、いろいろ報告しあったり、涙が出るほどおなかを抱えて笑い、気をつけて帰ってね~と」

 12日にryuchellさんが亡くなったことの連絡を受けた時の心境は「まったく現実とは思えませんでした」。自身も長男と帰国したことを報告した。そして、ファンやメディアへのお願いもつづった。

「皆様からご心配、そして、りゅうちぇるのことを温かいお言葉とともに世間の皆様にお伝えしていただけること、本当に感謝の気持ちでいっぱいなのですが、どうか、わたしたちの大切なまだ小さい息子もいます、そっと見守っておいていただけたらと思います。親族や友人への取材や、憶測などでの記事掲載も、どうか控えていただきますようよろしくお願いいたします。わたしは、りゅうちぇるが出会わせてくれたわたしたちのかけがえのない息子を、必ず守ります。りゅうちぇるへの温かい応援、本当に本当にありがとうございました。りゅうちぇるがこれからは穏やかな気持ちで、りゅうちぇるのなりたい自分で、空から見守ってくれることを祈って」

 pecoの思いを受け、インスタグラムのコメント欄には14日午前8時の時点で5000件超の声が寄せられた。「大変な時に私達にこうやって発信してくれたこと、感謝しています」「しばらくSNSを閉じて、ゆっくりと過ごしてほしい」など、pecoへの感謝と今後を思いやる内容が大半だった。

◆主な相談窓口・いのちの電話 ナビダイヤル=0570・783・556(午前10時~午後10時) フリーダイヤル=0120・783・556(午後4時~同9時。毎月10日は午前8時~11日午前8時) ・日本いのちの電話連盟 https://www.inochinodenwa.org/

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