【どうする家康】本能寺の変の黒幕? 家康に不穏な動き「弱き兎が狼を食らう」

松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。9日放送の第26回では、妻子を亡くしながらも信長(岡田准一)への恨みを表に出さず、信長の前で自ら宴会芸も披露するなどの接待や信長に従順な様子が描かれた。一方で終盤には、家康が家臣を前に「信長を殺す」「わしは天下を取る」と明かした。字幕では「本能寺の変まであと46日」とあった。16日放送の第27回はどんな展開になるのか。

徳川家康を演じる松本潤【写真:(C)NHK】
徳川家康を演じる松本潤【写真:(C)NHK】

松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 第27回の見どころを探る

 松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。9日放送の第26回では、妻子を亡くしながらも信長(岡田准一)への恨みを表に出さず、信長の前で自ら宴会芸も披露するなどの接待や信長に従順な様子が描かれた。一方で終盤には、家康が家臣を前に「信長を殺す」「わしは天下を取る」と明かした。字幕では「本能寺の変まであと46日」とあった。16日放送の第27回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、京の本能寺で信長を討つ計画を家臣たちに明かした家康。並々ならぬ家康の決意に、家臣たちの意見は賛成と反対で真っ二つに割れるが、忠次(大森南朋)は、家康の決断を信じようと家臣団を諭すという。やがて家康たちは信長に招かれ、安土城へ。だが酒宴の席で、家康は供された鯉が臭うと言いだした。信長は激高し、接待役の明智(酒向芳)を打ちのめし、追放する。その夜、信長と家康は2人きりで対峙し……という展開に。

 第26回の本編放送後の次回予告では、信長の「おれは誰かに殺される」という声が聞こえた。その後、秀吉(ムロツヨシ)の「そろそろおらんくなってくれんかしゃん」という声と声の主は不明だが「ひそかに徳川殿の料理に入れることも」という怪しい声も。終盤には家康の声で「弱き兎が狼を食らうんじゃ」という覚悟がにじむ声が聞こえた。公式サイトの次回予告の映像には「家康、覚醒の時」という字幕があった。

 いよいよ本能寺の変に向けて物語が動き始めてきた。家康が本能寺で信長を討つ計画を家臣に明かし、「弱き兎が狼を食らうんじゃ」という声や「家康、覚醒の時」という字幕から、本能寺の変の黒幕は家康とも感じられるような流れ。一方で光秀も、宴席での家康の一言のせいで激高した信長に打ちのめされ追放されてしまう展開。さらに、秀吉の言葉も意味深。本能寺の変の黒幕をめぐってネット上でも盛り上がりを感じさせるが、歴史に詳しくない人でもほぼ知っている有名な本能寺の変。『どうする家康』ではどう描かれ、どう視聴者を感動させてくれるのか注目したい。

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