バブリーな装いで名車マークIIの前で…なんと4年前、当時18歳の少女が醸す“昭和感”に仰天
昨今レトロブームが盛り上がる中で、「ネオ昭和」をテーマにしたSNS発信に取り組む女性のある投稿が大きな反響を集めている。バブリーで派手なグリーンの“肩パッド”ジャケット姿で、懐かしい名車・マークIIの前でピースサイン。なんと令和の今、4年前の18歳のときに撮影したのだという。大バズリの1枚の撮影秘話に迫った。
「工藤静香さんをイメージしました!」肩パッドジャケットは400円で購入
昨今レトロブームが盛り上がる中で、「ネオ昭和」をテーマにしたSNS発信に取り組む女性のある投稿が大きな反響を集めている。バブリーで派手なグリーンの“肩パッド”ジャケット姿で、懐かしい名車・マークIIの前でピースサイン。なんと令和の今、4年前の18歳のときに撮影したのだという。大バズリの1枚の撮影秘話に迫った。
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「18歳(4年前)に撮った写真があまりにも昭和すぎる気がするので見て下さい」。現在22歳の阪田マリン(@marin_syowasuki)さんの投稿は、5万7000件以上の“いいね”、1100万回以上の閲覧回数を記録している。なお、日付のような数字として「’98」と記されているが、アプリで撮影した際に画像に印字されたのだという。
関西出身でもともとレトロな雰囲気が大好き。中学1、2年生の頃からツイッターで「昭和っぽい」写真などを発信している。今回のショットは、4年前の大学1年生のときに旧車と一緒に撮影する機会を得た際に、「昭和な感じを狙って」衣装やスタイルをコーディネートしたという。
「肩パッドのジャケットは、バブルスーツっぽいなと思ってリサイクルショップで400円で買いました。前で締めるゴム製のベルトは、60代のおばあちゃんのものなんですよ。ボディコンっぽさが気に入っていて、一番のポイントです」
髪型もこだわったそうで、有名タレントを意識。「撮影時はちょっと垂れてしまいましたが、トサカヘアと呼ばれていたようなヘアスタイルにしてみました。工藤静香さんをイメージしました!」と明かす。いわゆる“71マークII”のリア部分には「工藤静香」と書かれたシールが貼られており、雰囲気たっぷりに仕上がっている。
ネット上では「80年後半~90年前半な感じがします。自分がリアルな年頃だった・・・」「めっちゃ昭和感じる! スッゴく懐かしー」「あなた、タイムスリップしとるやろ」「昔のヤンキーピースありがとうございます」「懐かしい感じがたまらないね!」などの反響が続々届いている。
阪田さんは「ネオ昭和の発信を続けているのですが、皆さん、逆に私の年齢を信じてくれなくて(笑)。私のことを『40歳過ぎているのではないか』とか『タイムスリップしてきた少女』と言われたりします(笑)。でも、正真正銘の22歳です! 今回、『こんなんあったなぁ』と懐かしんでいただくようなコメントがたくさんあって、私が生まれた時代ではない昭和っぽさを再現できていることをうれしく思います。それに、私より若い方々から『ネオ昭和っていいな』と言っていただけることもあるので、喜びを感じています」。充実感にあふれている。
祖母だけでなく、48歳の父親からは「この映画見たほうがええで」と、昔の角川映画を勧められるという。家族の影響を受けながら、昭和カルチャーの探究を深めている。
現在、2人組音楽デュオ『ザ・ブラックキャンディーズ』として活動中。「昭和100年にあたる2025年、2年後に解散することを決めています。山口百恵さんみたいにきっぱりやめるイメージです。それまでに、よりいい歌謡曲テイストの楽曲作りを続けていって、皆さんにもっともっと聴いていただければと考えています。また、ラジオ関西さんで月1回第二火曜日に昭和コーナーを設けていただいているのでもっと充実させたいです」と、さらなる意気込みを示す。
「昭和はいつも私の隣にいます」と語る22歳の今後に注目だ。