元K-1、3階級王者の武尊は格闘技イベント「Impact in Paris」（24日、フランス・パリ、ゼニスアリーナ、ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継）で復帰戦を迎える。K-1のレジェンド・魔裟斗が武尊のもとを訪問し、仕上がった肉体を「甲羅がついているみたい」と絶賛していた。ABEMA格闘チャンネルで動画が公開されている。

　武尊はこの日、K-1ライト級王者の与座優貴とスパー。階級が上の相手に序盤は押され気味だったが、与座のパワーに押されずに徐々に盛り返していく。3R目にはアッパーで顔面を捉えた。そしてラスト30秒、フルスロットルで打ち合う両者。現役のK-1王者に一歩も引かずに、最後は抱き合った。

　このスパーを見て魔裟斗は「あれだけ動いて全然スピード落ちない。スタミナも全く問題ない」。さらに武尊の仕上がった体をチェックし、「甲羅がついているみたい。キレがある」と驚いていた。

　スパー後には対談。「最後はバチバチの打ち合いで、真っ向勝負するのかなと。そんな感じしたんだけど」と魔裟斗が問いかけると、武尊は「真っ向勝負します」と即答だった。

　さらに「ここ数年で一番体の調子がいい」と手応えを口に。「早いラウンドで倒したい気持ちもあるけど、5R全部やりきるつもりで試合は組み立てています。倒せるときがくれば1Rでも2Rでも3Rでもいきます」と力を込めた。