マデオン、来日単独公演で名曲の数々をノンストップ披露 圧巻演出の数々にファン熱狂

フランス出身のDJでプロデューサーのマデオンが7日、東京・Zepp Haneda Tokyoで来日公演を開催した。

マデオンが来日公演を開催
マデオンが来日公演を開催

今月リリースの新曲『Gonna Be Good』も披露

 フランス出身のDJでプロデューサーのマデオンが7日、東京・Zepp Haneda Tokyoで来日公演を開催した。

 来日は2022年のSONICMANIA以来だが、単独公演としては20年1月以来およそ3年半ぶり。たくさんの観客が開演を待ちわびる中、定番曲『All My Friends』で幕を開けた。

 盟友ポーター・ロビンソンの今年のコーチェラ出演時のサプライズゲストでその歌声を披露したマデオンだが、今回も堂々とした歌声でライブの幕開けを宣言。「マデオンです!」と日本語のあいさつなど愛嬌ある人柄を見せた。

 背面に置かれた巨大LEDスクリーンと音楽がリンクした演出で観客はくぎ付けに。前半はモノクロメインの世界観=光と暗闇の使い分けでインパクトを与え、後半では近年のマデオンのイメージでも印象の強いカラーマーブルのVJがビートに合わせて打ち出された。

 そして1stアルバム『Adventure』から『Pay No Mind』、2ndアルバム『Good Faith』から『No Fear No More』など人気曲の数々を披露。新曲から過去曲までバランスよく織り交ぜ、演奏曲は基本DJスタイルのノンストップのMix形式でつながれていった。

 終盤では観客への感謝のMCを織り交ぜ「未来の子どものために作った」という『Borealis』を披露。原曲よりもさらにライブ仕様にビートが強くなった印象で、青を基調とした照明&VJに包まれた。そして、『Miracle』とつなげ、フロアからは大合唱も巻き起こった。

 ラストにはすでにマデオンのライブで披露され、いよいよ今月リリースされる新曲『Gonna Be Good』。リフトに乗ったマデオンのバックには山やオーラを映していくVJが流れ、まるで空中に浮いているかのような演出に観客も熱狂した。

 アンコールではポーター・ロビンソンとの名曲『Shelter』を披露し、観客からこれ以上ない拍手が送られションを得て次のライブへとフィードバックしていきたい」とコメントを残した。

 8日には大阪・Zepp Osaka Baysideでの公演が予定されている。

次のページへ (2/2) 【写真】VJと楽曲のリンクでファンを魅了…マデオンが開催した来日単独公演の様子
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