【unknown】虎松の父・一条彪牙と居酒屋「どんぞこ」店主の過去が明らかに 視聴者「つながったねー」

俳優の高畑充希と田中圭がW主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『unknown』(火曜午後9時)の第7話が、30日に放送された。今回は、田中演じる朝田虎松の父・一条彪牙(井浦新)と、居酒屋「どんぞこ」の店主・庭月源治(酒向芳)の過去のつながりが明らかになった。

井浦新【写真:ENCOUNT編集部】
井浦新【写真:ENCOUNT編集部】

殺害現場で父・一条が虎松に伝えた言葉の意味は?

 俳優の高畑充希と田中圭がW主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『unknown』(火曜午後9時)の第7話が、30日に放送された。今回は、田中演じる朝田虎松の父・一条彪牙(井浦新)と、居酒屋「どんぞこ」の店主・庭月源治(酒向芳)の過去のつながりが明らかになった。

 同作は、「秘密・知られざる一面=unknown」を抱えて生きてきた男女の愛を描くオリジナルラブサスペンスドラマ。『週刊熱波』のエース記者・闇原こころ(高畑)と、バツ1の交番勤務警察官・虎松は交際1年を迎え、結婚を意識するように。しかし、こころの正体は吸血鬼だった。そして虎松もまた、父親が20年前に起きた「宗像さん一家殺人事件」の犯人であることを隠していた。2人はお互いの秘密を打ち明け、晴れて結婚した。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 こころと虎松の結婚式当日。裏庭に向かったこころは背後から何者かに襲われ、目を開けると、隣には一条が血だらけで倒れていた。こころのドレスも血に染まっており、手にはアイスピックが……。一条殺害の容疑をかけられたこころは警察に連行されてしまう。

 虎松は病院の霊安室に運ばれた一条の遺体に対面しに行く。一条の顔にかけられている白い布を取ると、昔の日々がよみがえる。笑顔でお酒を飲む姿、一緒にキャッチボールをする姿。そして、宗像家で血のしたたる包丁を持ってたたずむ姿。一条は血まみれの姿で虎松に優しくほほ笑むと、「もう……大丈夫だよ」と声をかけた。その後、一条は虎松の前で崖から海に身を投げ、遺体は見つからず20年行方知れずだった。

 一条と対面している虎松の隣に、突然源治がやって来る。驚く虎松に源治は、「一条は俺が教員だったとき、同僚だったんだ」と明かした。源治は教え子の庭月聖夜(長田成哉)と恋人関係で、教員を早期退職して2人で居酒屋「どんぞこ」を切り盛りしている。

 源治は、「一条に子どもがいるのは知ってたけど、まさかそれが虎ちゃんだとは知らなかったなぁ。名字も違うしな」としみじみ語り、一条を見つめながら「この20年間、どこにいたんだろうな」とつぶやく。虎松が「ほんと最低の人間ですよね」と語ると、「俺はそうは思わねーけどな」と答えた。

「どんぞこ」を訪れた虎松に、源治は「俺の知ってる一条はな、まじめで生徒思いのいい教師だったんだぞ。うちではどうだったんだ? いい親父さんじゃなかったか?」とたずねる。虎松は「仕事に家事に毎日忙しかったと思うんですけど、休みの日は絶対遊びに付き合ってくれました」と振り返る。被害者家族が裕福だったことから、当時は強盗目的や妬みと騒がれたが、一条は金品を盗んでおらず動機はわからないままだ。

 源治によると、一条は当時サッカー部の顧問をしており、試合中に生徒が軽いけがしてしまったという。「その生徒の両親が学校に乗り込んできてな。責任を取れだの、金を払えだの、理不尽な要求を一条にしてきたんだ」と明かした。「モンスターペアレント……」と虎松がつぶやくと、「それが、お前んちの裏に住んでいた家族だ」と伝えた。

「最後の方は、『家族をめちゃくちゃにしてやる』って脅してきてな。一条も相当悩んでた」と当時の様子を語る源治。「でもそれが……あんな事件になるなんて思ってもいなかったし、一条が何を考えていたのか……今となっては、家族も、ましてや他人の俺たちなんかには、わかりっこないかもな」とつぶやくのだった。

 一条と源治のつながりにSNS上では、「すげー進んだー!いろいろつながったねー」「源治さん、やっぱり一条彪牙と同じ学校にいたんだね」と驚きの声が。一方、「どんぞこのご主人も怪しいな。モンペの話も本当かどうか……」「どんぞこ店主の言ってることが本当なら、(当時の)警察も『それが動機では?』になる気がして、なんで今になってそんな話が?という感じはした」と、源治を怪しむ声も。「『もう大丈夫だよ』の言葉が引っ掛かるな」「虎パパの事件後の『もう大丈夫だよ』とは?」と、一条の言葉にも関心が集まっている。

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