【unknown】田中圭演じる警察官・朝田虎松の過去が明らかに 告白シーンに「切ない」「哀しいね」

俳優の高畑充希と田中圭がダブル主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『unknown』(火曜午後9時)の第3話が、2日に放送された。

田中圭【写真:ENCOUNT編集部】
田中圭【写真:ENCOUNT編集部】

吸血鬼と過去を抱える警察官の同棲生活がスタート

 俳優の高畑充希と田中圭がダブル主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『unknown』(火曜午後9時)の第3話が、2日に放送された。

 同作は、「秘密・知られざる一面=unknown」を抱えて生きてきた男女の愛を描くオリジナルラブサスペンスドラマ。『週刊熱波』のエース記者・闇原こころ(高畑)と、バツ1の交番勤務警察官・朝田虎松(田中)は交際1年を迎え、結婚を意識するように。しかし、こころの正体は吸血鬼だった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 吸血鬼であることを虎松に打ち明けたこころ。最初は信じられなかった虎松も、こころの母でニュースキャスターの伊織(麻生久美子)や、父でナイトドクターの海造(吉田鋼太郎)の協力もあり、吸血鬼の生活や苦悩を知っていく。結婚を決めた2人は結婚式や新生活の準備を進め、一緒に暮らすように。

 几帳面な虎松は、大雑把で片付けが苦手なこころに不満を抱き始める。またこころも、自身の家族の話をしない虎松に不信感をおぼえる。虎松は父親が亡くなっていると話し、お墓参りに行くことも拒んでいた。自身の生い立ちや過去の話になると「シャッターをおろす」虎松に苛立つこころ。そんな様子を見たこころの相棒のカメラマン・加賀美圭介(町田啓太)は、「じゃあ別れちゃえば?」と言い放つ。

 そんな中、こころたちが住む春陽町で発生している殺人事件の捜査に虎松が加わることに。事件の手口は「遺体から血を抜く」という方法で、2018年から近隣の栄海町で発生している3件の事件と同じだったことから、同一犯による連続殺人事件として捜査することが決定した。

 事件を捜査する中で、虎松は過去のある記憶に悩まされる。また、結婚式で流すビデオ制作のために過去の写真を集める内に、ある場面が思い出されるように。

 ある夜、加賀美が刺されてしまう。加賀美とこころに不倫スキャンダルをスクープされたことに怒ったプロレスラーによる逆恨みで、プロレスラーは一緒にいたこころにも刃を向けた。間一髪のところで助けに入った虎松によりこころは無傷で、加賀美も一命をとりとめた。

 お互いの大切さを実感した2人は、家に戻り写真選びを始める。虎松は自身のアルバムを開くが、写真の数は少ない。寝てしまったこころが集めた2人の写真を眺めていた虎松は、こころからのメッセージを見つける。

「家族にだって、言えないことはあるよね。それでも私と家族になること、大事に思ってくれているのが分かったから、私は大丈夫。無理しなくていいからね」

 こころの思いを知った虎松は、震える声で寝ているこころに自身の過去を打ち明け始めた。「俺のさ……親父は……殺人犯なんだ……」。虎松の脳裏には、血のついた包丁を持ち振り返る父親(井浦新)の姿が浮かんでいた。声を押し殺し、泣きながら寝室を出ていく虎松。こころは目を開けていた。

 虎松の告白にSNS上では、「虎ちゃん……過去を背負って心に深い傷を負って生きて来たのね……」「虎ちゃんの涙が切ない」「アルバムに貼られた隙間だらけの写真が哀しいね……」と切なくなる視聴者も。また、「虎松パパは誰かに罪を擦り付けられたとか?」「虎ちゃんのお父さん殺人犯なら、虎ちゃんって警察官になれないよね?」といった声も挙がっている。

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