宮沢氷魚、『ラストマン』で日曜劇場初出演 福山雅治と初共演に「圧倒的なオーラと貫禄」

俳優の宮沢氷魚が23日放送のTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第1話にゲスト出演することが18日、分かった。日曜劇場への出演は初めてとなり、主演の福山雅治とは初共演となる。

『ラストマン』にゲスト出演する宮沢氷魚【写真:(C)TBS】
『ラストマン』にゲスト出演する宮沢氷魚【写真:(C)TBS】

TBSドラマ出演は『コウノドリ』以来、約6年ぶり

 俳優の宮沢氷魚が23日放送のTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第1話にゲスト出演することが18日、分かった。日曜劇場への出演は初めてとなり、主演の福山雅治とは初共演となる。

 今作の主演・福山が演じるのは、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官の皆実広見(みなみ・ひろみ)。人たらしな性格で愛嬌(あいきょう)や社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような人物だ。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件をかならず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。そんな皆実のアテンドを命じられた、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどう・しんたろう)を演じるのが大泉洋だ。

 また、無敵のバディーを支える最強チームメイトらも続々と発表されている。捜査一課の刑事で心太朗の甥・護道泉(ごどう・いずみ)役には永瀬廉(King & Prince)、捜査分析センターの分析官・吾妻ゆうき(あがつま・ゆうき)役には今田美桜、捜査一課のメンバーに松尾諭、今井朋彦、奥智哉、そして彼らを束ねる女性警部補・佐久良円花(さくら・まどか)役に吉田羊、心太朗の父・護道清二(ごどう・せいじ)役で寺尾聰、心太朗の兄・護道京吾(ごどう・きょうご)役で上川隆也、皆実の日本での滞在先であるホテルのバラー・難波望海(なんば・のぞみ)役で王林が出演。第1話のゲストには筒井真理子、草川拓弥(超特急)、関町知弘(ライス)が決定している。

 このたび、第1話のさらなるゲストとして宮沢氷魚の出演が決定した。第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞や第16回アジア・フィルム・アワードの最優秀助演男優賞など数々の賞を受賞している宮沢だが、俳優デビューは2017年10月期に放送した金曜ドラマ『コウノドリ』。TBSドラマへの出演も、『コウノドリ』と『ラストマン-全盲の捜査官-』の両作で演出を務める土井裕泰ともおよそ6年ぶりであり、初の日曜劇場への出演となる。

 宮沢が本作で演じるのは、筒井演じる渋谷直子の息子・渋谷英輔(しぶや・えいすけ)。病気で働けなくなった母・直子と暮らしている英輔は、過去のある出来事をきっかけに鬱屈とした日々を送っている。マイノリティ(社会的少数者)である英輔はそのことにフラストレーションを抱えていた。そんな中、英輔は皆実と出会う。

 大泉との共演に宮沢は、「大泉さんは以前映画で共演したことがあり、NHKでも大河ドラマと朝ドラで同じ時期に撮影していたので、よく廊下でお会いしていました。前に共演させていただいたときからずっと変わらず面白くて、今回もゲストの僕に居心地の良さをくださいました」とコメント。

 初共演となった福山との撮影には、「圧倒的なオーラと貫禄がありました。初日は少し緊張していたのですが、福山さんから話しかけてくださり、色々とお話しさせていただきました。常に気にかけてくださり、楽しく現場に居られました」と感謝した。

 日曜劇場への初出演とあって、「6年ぶりのTBSドラマの出演になりました。僕にとっては特別な場所で、何よりドラマデビュー作を監督した土井さんにまた声をかけていただけたことがとてもうれしいです。『ラストマン』初回ゲストに呼んでいただけたことが光栄です。たくさんの人に感動を与えられる作品になっています。楽しみにしていただけるとうれしいです」とアピールした。

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