加藤シゲアキ、舞台と現実で“締め切り”に追われる 多忙な日々で「痩せてきている」

NEWSの加藤シゲアキが1日、都内で行われた舞台『エドモン~「シラノ・ド・ベルジュラック」を書いた男~』のプレスコールおよび囲み取材会に出席した。

取材会に出席したNEWSの加藤シゲアキ【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席したNEWSの加藤シゲアキ【写真:ENCOUNT編集部】

劇作家エドモン・ロスタンの苦悩を描く作品

 NEWSの加藤シゲアキが1日、都内で行われた舞台『エドモン~「シラノ・ド・ベルジュラック」を書いた男~』のプレスコールおよび囲み取材会に出席した。

 本作は、映画監督としても活躍するフランスの若手劇作家で演出家のアレクシス・ミシャリクによる出世作。1897年のパリを舞台に、将来を嘱望されるも長いスランプに陥っている崖っぷちの劇作家エドモン・ロスタンの苦悩を描く。

 作家としても活動している加藤は、作中で締め切りに追われ、現実でも締め切りに追われる多忙ぶり。「ずっと締め切りがある。先月に終わらせたかったけど、全然できなかった。もう、こぼしている」と提出日に間に合わなかったことを明かし、苦笑い。舞台の稽古も重なり「日々、いまを生きることでいっぱいいっぱい。休みの日も、エドモンを演じているみたい」と力なく笑った。

 作中のセリフはやや早口で、コメディーとあってオーバーリアクション。大量の汗をかくが、舞台上は冬の設定のため長袖を着用している。さらに多忙も相まって「痩せてきていると思う。いや、やつれているのかも?」と話す加藤だが、追い込まれるのが好きという。「追い込まれたいんですよ、クリアしたときの快感がある。これは困ったもの。“エドモンハイ”になっている」と語った。

 劇作家エドモン・ロスタンは実在した人物で、4月1日は彼の誕生日。偶然にも舞台初日とかぶり、加藤は「狙ったわけではなく偶然なんですが、運命を感じる。どこかでエドモンが見ているのかもしれない。数奇な運命がバチッとはまった舞台だと思いたい」と意気込んだ。

 取材会にはそのほか、平祐奈、金田明夫、演出を担当したマキノノゾミ氏も参加した。同作は4月1日から16日まで東京・新国立劇場 中劇場、22日から24日まで東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて上演される。

次のページへ (2/2) 【写真】舞台「エドモン」で表情豊かな演技を見せる加藤シゲアキ
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