【100よか】菊地凛子演じる幽霊・弥生が成仏も…不可解な演出に“伏線”考察が活発化

俳優の井上真央が主演を務め、佐藤健、松山ケンイチが共演するTBS系連続ドラマ『100万回 言えばよかった』(金曜午後10時)の第8話が、3日に放送された。今回は、第6話から登場している菊地凛子演じる幽霊・原田弥生が、ついに成仏した。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
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夏英の前に現れた弥生「最後に一度は会いたい人に会えるってこと?」

 俳優の井上真央が主演を務め、佐藤健、松山ケンイチが共演するTBS系連続ドラマ『100万回 言えばよかった』(金曜午後10時)の第8話が、3日に放送された。今回は、第6話から登場している菊地凛子演じる幽霊・原田弥生が、ついに成仏した。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、脚本家・安達奈緒子が描く完全オリジナルドラマ。運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依(井上)と、悠依にプロポーズする直前に不可解な事件に巻き込まれ幽霊となってしまった鳥野直木(佐藤)。直木の存在を唯一認識できる刑事の魚住譲(松山)。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながら奇跡を起こそうとする3人の姿を描く。

 弥生は、仕事で韓国・ソウルにいたときに、脳出血で交通事故を起こしてしまった。その際、悠依と仲の良い脳神経内科医師・宋夏英(シム・ウンギョン)の夫・ウジンが乗った車に突っ込んでしまい、ウジンも亡くなってしまった。

 2月24日に放送された第7話で、弥生は譲を通して夏英に謝罪。しかし夏英は、許さなければいけないと思いつつも混乱し、「ごめんなさい。あなたのことは、許せない」と本音を明かした。

 弥生はウジンにそっくりな譲に相談し、ウジンになりすまして夏英の思い残しを聞いてほしいとお願いする。悠依は家に夏英を招き、一緒にお酒を飲む。お酒に弱い夏英はすぐに酔ってしまい、ウジンの思い出話を始める。その様子を直木、弥生、そして直木の幽霊の先輩・樋口昌通(板倉俊之)が見守る。

 悠依が部屋を暗くすると、ウジンのふりをした譲がゆっくりと近づいた。目の前にウジンが現れ、驚きつつも喜ぶ夏英。夏英は韓国語で、「あなたに好きだと言われたとき、すっっっごくうれしかった。本当はね、会ったときから大好きだったの」と照れながら打ち明ける。「夢見てるみたいに幸せだった」と譲を見つめる夏英。

 弥生は、「今! 今言って!」と譲に指示する。譲は優しい笑みで、「僕も、夏英といられて幸せだった」と韓国語で伝えた。夏英は、「愛してる」と言いながら眠りにつく。

 すると、夏英を見つめていた弥生の姿が透け始めた。直木と昌通の幽霊2人も、その様子に驚く。譲は「原田さん、消えそうです」と悠依に伝えた。

 弥生は、「あぁ……私の思い残しってこれだったんだ……」と納得し、「よかった」と笑顔を見せる。「私もこれで、向こうに行ける。みなさん、ありがとう。さようなら」と感謝し、消えて行った。

 成仏した弥生にSNS上では、「原田さんは、これがしたかったんだな」「原田さんの心残りが消えてよかった」といった反応が。また「あんな風に成仏しちゃうんだ」「幽霊が成仏するところを見てしまった……」という声も。

 しかし弥生が成仏した2日後、謎のシーンが。道を歩いている夏英に、声をかける女性の姿が映る。女性は夏英が落としたマフラーを拾い、手渡した。夏英は「助かりました。これ、すごく大事にしてて。夫からのプレゼントなんです」と喜ぶ。マフラーを手渡したのは弥生だった。

 このシーンに「え??原田さん??」「生き返った?」「どういうこと?2周目?」「転生早くない?」と困惑の声が。

 夏英から「本当に、ありがとうございました」と感謝された弥生は、「よかったです」と笑顔で答える。夏英の後ろ姿を見つめた弥生は、しばらくすると消えていった。

 SNS上では、「最後に一度は会いたい人に会えるってことかな?」「消える前に少しだけ見えるようになるってことを表してるのかな」「原田弥生が成仏して消えたあと、数分戻ってきたのは、直木が最終回で消える伏線となっている。直木が成仏したあと、悠依の前に現れる伏線に!」といった考察も行われている。

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