お笑いコンビ「ヨネダ2000」が10日、都内で行われた『トムとジェリー』お誕生日お祝いイベントに登壇した。

　2月10日は第1作が1940年に公開された記念すべき日。『トムとジェリー』の大ファンというヨネダ2000が、作品に絡めた特別なネタをプレゼントすると、トムとジェリーは跳ね上がって喜んだ。

　昨年M-1グランプリで決勝進出を果たした際、「敗者復活で上がって来たらイヤなコンビ」にトムとジェリーをあげていたヨネダ2000。誠は「キャラが被っている。我々も仲良く喧嘩（けんか）しているコンビだし、全人類を笑わせたい。言葉を超えて笑わせているので、上がって来られたらめんどうだと話していました」と理由を説明した。

　トムとジェリーのような喧嘩エピソードとして、唯一の喧嘩の原因が愛が食べていたおからクッキーだったことを告白。誠は「おいしそうで、ちょうだいと言ったら、あげられませんと言われた。それがイヤでおからクッキーを持って逃げたんです」と回想した。トムとジェリーのような追いかけっこを夜の歌舞伎町で繰り広げた末、「おからクッキーを持った手を握られ、いつのまにか笑って仲直りしていました」と明かし、愛も「人生で一番怒りましたよ」と振り返った。

　イベントの最後に愛は「公式ライバルとして頑張っていきたい」とコメント。誠は「トムとジェリーは、結成83年目なのでM-1にエントリーできない。2人の遺志を継いで我々が頑張りたい」と語り、女性コンビ初のM-1優勝へ向け闘志を燃やしていた。