前田拳太郎、月9初出演は「ドッキリかと」 憧れ北川景子との共演に「プレッシャーも」

俳優の前田拳太郎が北川景子主演のフジテレビ系月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(読み:テミスのきょうしつ)ににロースクールの学生役で出演し、存在感を放っている。そんな前田が取材会に出席し、役柄への印象や撮影現場の雰囲気を語った。

『女神の教室~リーガル青春白書~』に出演する前田拳太郎【写真:ENCOUNT編集部】
『女神の教室~リーガル青春白書~』に出演する前田拳太郎【写真:ENCOUNT編集部】

『女神の教室~リーガル青春白書~』は23日午後9時に3話が放送

 俳優の前田拳太郎が北川景子主演のフジテレビ系月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(読み:テミスのきょうしつ)にロースクールの学生役で出演し、存在感を放っている。そんな前田が取材会に出席し、役柄への印象や撮影現場の雰囲気を語った。

 本作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川)と取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。柊木は「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開する。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。

『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)後、初の連続ドラマ出演となった前田は「仮面ライダーは子ども向けで分かりやすいセリフが多かったんですけど、今回は一言ひとことが難しくて、最初は苦戦しました。でも、自分が月9に出られるとは思っていなくて、ドッキリかと思いました。小さいときに北川さんが出られていた『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年、フジテレビ系)を録画して見ていたので。うれしいという気持ちと、自分とは遠いものだと思っていた分プレッシャーもありました」と胸の内を明かした。

 水沢拓磨という役柄について「一匹狼で周りとは距離を置いているのですが、授業を受けるなかで距離が縮まっていく水沢くんの成長も見ていただけたらうれしい」と印象を語り、「僕自身も人見知りの性格なので、水沢くんの気持ちが分かります。あとは、感情を出さずに抑えてしまうところ」と自身との共通点をあげた。

 また、水沢は北川演じる“裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木”と山田裕貴演じる“合理主義者で変わり者の大学院・研究家教員の藍井仁”という教育方針の違う2人のもとで法曹界を目指すロースクール生となるが「どっちも面倒くさい人かなとは思うんですけど、どちらか選ぶとしたら柊木先生に学びたいです。藍井先生は怖いイメージなので1回でいいかな」と笑顔を見せた。

 法を扱う仕事の中では弁護士に興味があると明かし、「怒られている友達をかばっていたら、先生に『弁護士になりなよ』って言われて、弁護士っていいなって思ったことがあります。弁護士の気質があったかもしれないです」と学生時代のエピソードと役柄を重ねた。

 自身は人見知りだと言いながらも「(山田さんが)撮影について『こういう動きをつけてみたら面白いんじゃない?』とアドバイスをしてくださるので助かります。(高橋)文哉くんは仮面ライダーの先輩ということもあって、プライベートでも仲良くさせてもらっていたので、文哉くんきっかけで共演者の方とのつながりが広がったと思います。あとは、(前田)旺志郎くんが誰にでも話しかけられるタイプで、僕にも話しかけてくれて仲良くなれたのでうれしかったです」と共演者との距離を縮め、現場もいい雰囲気だと安堵の表情を見せた。

 そして、最後に「法律だけじゃなくて、個性あふれる教員・学生がどんな悩みを持ち、どんな思いで試験を受けるのかという部分も見ることができるヒューマンドラマになっています。試験に向けて頑張る僕たちが、今“頑張っている人”の後押しをできたらと思っています」と視聴者へメッセージを送った。

 23日午後9時に3話が放送となる。

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