「すずめの戸締まり」首位キープ インド映画「RRR」が根強い人気で3週連続ランクイン

26日と27日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が28日に発表され、新海誠監督の最新アニメーション「すずめの戸締まり」(東宝)が、土日2日間で動員61万2000人、興収8億4300万円をあげ、3週連続で1位を獲得した。累計成績は動員460万人、興収62億6900万円となっている。

「すずめの戸締まり」が3週連続で首位を記録(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「すずめの戸締まり」が3週連続で首位を記録(写真はイメージ)【写真:写真AC】

26日と27日の全国映画動員ランキング

 26日と27日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が28日に発表され、新海誠監督の最新アニメーション「すずめの戸締まり」(東宝)が、土日2日間で動員61万2000人、興収8億4300万円をあげ、3週連続で1位を獲得した。累計成績は動員460万人、興収62億6900万円となっている。

 新作では3本が初登場し、2位には累計発行部数3000万部を超えるライトノベルを基にした異世界ファンタジーアニメ「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」(バンダイナムコフィルムワークス)が、土日2日間で動員22万5000人、興収2億9700万円をあげてランクイン。累計成績では、動員31万3000人、興収4億1600万円を記録。テレビアニメ第1期と第2期を経て、ストーリー原案を原作者の伏瀬が担当した完全新作映画となっている。監督は菊地康仁、声の出演は岡咲美保、内田雄馬。また、劇場版オリジナルキャラクターの女王トワ役を福本莉子が担当している。

 3位には累計発行部数100万部を突破した湊かなえ氏の原作による衝撃的ミステリーの映画化「母性」(ワーナー)が、土日2日間で動員6万4000人、興収9000万円で初登場。23日から公開されていることから、累計では動員17万2000人、興収2億2600万円を記録している。戸田恵梨香と永野芽郁が“娘を愛せない母”と“母に愛されたい娘”を演じており、2人が同じ時・同じ出来事を回想しているにもかかわらず、話が次第に食い違っていく。監督は廣木隆一、共演は大地真央、高畑淳子、他。

 7位には、伝説的な冒険一家の親子3世代が、奇妙で不思議な世界へと足を踏み入れるアニメーション「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」(ディズニー)が登場。監督は「ベイマックス」のドン・ホール、声の出演は主人公のサーチャー・クレイド役にジェイク・ギレンホール、偉大な冒険家の父・イェーガー役にデニス・クエイド、息子のイーサン役にジャブーキー・ヤング=ホワイト。日本語吹替版では、サーチャーを原田泰造、イェーガーを大塚明夫、イーサンを鈴木福が演じている。

 また、公開3週目にして9位に初ランクインしたインド映画「RRR」(ツイン)は、前週からほぼ成績が落ちることなく根強い人気を見せ、3週連続で10位をキープしている。

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