【エルピス】眞栄田郷敦の“目”を使った演技に視聴者くぎ付け「変化に鳥肌が!」

女優の長澤まさみが主演を務めるフジテレビ系月10ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」の第4話が14日、放送された。眞栄田郷敦演じる岸本の過去やラスト10秒の衝撃シーンに視聴者からは「今週もマジで引こまれた」「だんだんディープな内容になってきた」と続きを気にする声が多く上がっている。

「エルピス」に出演する眞栄田郷敦【写真:(C)フジテレビ】
「エルピス」に出演する眞栄田郷敦【写真:(C)フジテレビ】

長澤まさみ、4年半ぶりの連ドラ主演作

 女優の長澤まさみが主演を務めるフジテレビ系月10ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」の第4話が14日、放送された。眞栄田郷敦演じる岸本の過去やラスト10秒の衝撃シーンに視聴者からは「今週もマジで引こまれた」「だんだんディープな内容になってきた」と続きを気にする声が多く上がっている。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 長澤、4年半ぶりの連ドラ主演作。スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーの浅川恵那(長澤)とバラエティー番組の若手ディレクター・岸本拓郎(眞栄田)らが、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う中で、1度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。

 恵那の暴走により放送されてしまった松本死刑囚の冤罪(えんざい)を訴えかけるVTR。苛立つプロデューサーや戸惑いを隠しきれない番組スタッフの反応とは裏腹に視聴率は良く、評判も上々。局長直々に続編をやるようにと声をかけられた恵那は、早速第2段のVTRを作成する。世間の反応に喜ぶ恵那だが、松本死刑囚の裁判を担当している木村から「松本氏の再審請求が棄却されました」と告げられると事態は急変。

 木村は今回の棄却に恵那たちの放送が関係ないとは言い切れないと考えているようで、その事実に落ち込む恵那。一番最初に企画書を見せたときチーフプロデューサーの村井(岡部たかし)が告げた「敵はどこにいるか分からない。おもちゃみたいな正義感で余計なことするんじゃない」という言葉の意味をかみ締めるのだった。

 再審請求の棄却に責任を感じ、特集の続編を作ることを断念しようとする恵那。岸本は「まだやりたい」と自分の思いをぶつけるが、恵那は「無理だよ。勝てっこないよ、君なんか」と突き放してしまう。何に勝てないのか分からず戸惑う岸本だが、恵那が思い浮かべていたのは元彼氏で現在政治部キャップの斎藤(鈴木亮平)だった。

 話があると恵那の部屋を訪ねてきたのに結局何も話さずに帰った斎藤に、恵那は「この前、私になんの話をしようとしたのですか」とメッセージを送る。そのメッセージに「今夜行っていい?」と返した斎藤は恵那の部屋にやってくると、松本死刑囚の再審の棄却が自分のVTRのせいなのではないかと悩む恵那を「たまたまタイミングが重なっただけなんじゃないの?」と慰める。恵那は前回斎藤が大切な話があると慌てて来たのに特集の放送ができなくなったと聞くと何も言わずに帰っていったことをいぶかしがり、部屋に来た目的は松本死刑囚の特集をやめさせることだったのではないかと迫る。斎藤は「そうだよ」とそれを認めるが、理由については「知ると傷つくよ。知らない方がいいこともあるんじゃないの」と語ることなく、恵那を丸め込んでしまう。

岸本のトレードマーク“目力”が消滅

 その頃、まだ会社にいた岸本に視聴者の男性から電話がかかってくる。彼は自分は殺された少女・井川晴美さんの元彼氏だと話し、晴美さんと手紙のやり取りをしていたこと、その手紙に犯人らしき人物について書かれていることを岸本に打ち明ける。手紙をファクスで送ってもらい恵那の部屋を訪ねると、ちょうど恵那の部屋から出たところだった斎藤と遭遇。斎藤から手紙は偽物でガセネタをつかまされたのだと教えられ、落ち込んでしまう。

 村井にも届いたファクスが偽物であることをバカにされ、さらに気を落とす岸本。自分のこれまでを振り返り実家が裕福で良い学校を出て大きな会社に勤めていることを母親から“勝ち組”だと喜ばれているが、一体何に勝っているのか分からないと嘆く。村井から何に負けているのかしっかり見つめるよう迫られた岸本は、ずっと見て見ぬ振りをしてきた“ある事件”を回想する。それは同級生がいじめを苦に自殺した事件で、岸本は自殺した男子生徒と友達で彼がいじめを受けていると知っていたこと、母親に相談したがいじめの主犯格が学年の1番の有力者の息子だったため母親も解決に向けて動かなかったことを村井に打ち明けるのだった。

 その日を境に岸本の目からは覇気がなくなり、トレードマークだった目力も消滅。特に斎藤が家に来ていたことを口止めしにきた恵那を静かに見つめる岸本の視線に視聴者は騒然とし「目ヂカラの変化に鳥肌が!」「郷敦くんの演技すさまじい!」との声が寄せられている。

 また、終了10秒前には衝撃のシーンが。突然場面がある屋上に切り替わると、ドンという音を境にゆっくりと下を見下ろすようなアングルに。そこにはうつ伏せに倒れている女性の姿が……という意味深なシーンにSNSもびっくり。「え、飛び降りた?!」「えっ、落ちたの誰…?」と驚きを隠せない意見はもちろん、「飛び降りた人、左手に赤いサポーターつけてたからチェリーさんですよね」と恵那と岸本に冤罪(えんざい)事件の話を振ってきたヘアメイクのチェリー(三浦透子)が自殺したのではないかとう疑うコメントも。回を追うごとに加速する内容に「今週もマジで引こまれた」「だんだんディープな内容になってきた」とドラマへの期待値もますます上昇している。

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