【RIZIN】ミノワマンZ、28キロ重い侍マーク・ハントに1R・TKO負け 試合後は涙「俺は負けてねぇぞ」

第8試合は元PRIDEファイター、ミノワマンZ(フリー)が侍マーク・ハント(Martial Arts Fighter team侍)に1R・TKO負け。改名後の初戦を白星で飾れなかった。

侍マーク・ハントにダウンを奪われたミノワマンZ(右)【写真:(C)RIZIN FF】
侍マーク・ハントにダウンを奪われたミノワマンZ(右)【写真:(C)RIZIN FF】

第8試合

「ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ=ABEMAで全試合完全生中継)第8試合 RIZIN MMAルール:5分×3R(120キロ)

 第8試合は元PRIDEファイター、ミノワマンZ(フリー)が侍マーク・ハント(Martial Arts Fighter team侍)に1R・TKO負け。改名後の初戦を白星で飾れなかった。

 前日計量では、ミノワマンZは89.95キロ、侍マーク・ハントは117.65キロで、両者の体重差は実に27.7キロもあった。

 1R、ミノワマンZが果敢に前にでる。しかし50秒過ぎにカウンター気味にパンチを被弾。ダウンを奪われる。そこからは防戦一方。立とうとするも足元がふらつき立てない。その後はパウンドをしのぎ切れず、ダメージが蓄積。レフェリーが試合をストップした。

 試合後には侍マーク・ハントに促される形で、涙しながらリングに戻ると、「俺は負けてねぇぞ、レフェリーが勝手に止めたんだよ参ったしてねぇよ。お前の勝ちだ。おめでとう。ありがとう、本当に。今日来てくれたみなさん、本当にありがとうございます。ミノワマンZはここからがスタート」と言いながら、“リアル・スタンディング・フィスト”をパフォーマンス。会場を熱狂させ、「また会おう!」と言い残しケージを後にした。

 46歳のミノワマンZは2020年大みそかの「RIZIN.26」でスダリオ剛に敗れて以来、1年9か月ぶりのRIZIN参戦。9月にミノワマンからミノワマンZへの改名を発表していた。

 侍マーク・ハントは本名・桑原清という40歳の日本人ファイター。「サモアの怪人」マーク・ハントに憧れ、このリングネームを名乗っている。RIZINには、2017年の「RIZIN.12」でロッキー・マルティネスに敗れて以来、5年ぶりの参戦だった。

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