高橋海人、Dr.コトー撮影で30テイクの大苦戦 泉谷しげるの“助け船”にはたじたじ

人気グループ「King&Prince」の高橋海人が26日、都内で行われた映画「Dr.コトー診療所」製作報告会見に登壇した。2003年にフジテレビで放送された連続ドラマの16年ぶりの続編で、高橋は映画から参加する新キャスト。

製作報告会見に出席した「King&Prince」の高橋海人【写真:ENCOUNT編集部】
製作報告会見に出席した「King&Prince」の高橋海人【写真:ENCOUNT編集部】

人気作出演に気合「僕の中で限界突破。120%頑張った」

 人気グループ「King&Prince」の高橋海人が26日、都内で行われた映画「Dr.コトー診療所」製作報告会見に登壇した。2003年にフジテレビで放送された連続ドラマの16年ぶりの続編で、高橋は映画から参加する新キャスト。

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 03年にフジテレビの木曜10時枠で放送された連続ドラマで、累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を元に、第1期、第2期ともに大ヒットを記録。東京からへき地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描いており、16年ぶりの続編が22年12月16日に公開される。

 この日は「Dr.コトー診療所」シリーズで主演を務める吉岡秀隆ほか柴咲コウ、大塚寧々、泉谷しげる、筧利夫、小林薫のドラマ当時からの変わらぬ豪華キャスト陣6人に加え、映画からの参加となる高橋と生田絵梨花、ドラマシリーズから監督を務めている中江功監督が登壇した。

 へき地医療の勉強で島を訪れる新米医師を演じる高橋は、「長く愛されているこの作品に出させていただけると聞いたときは本当にうれしくて、本当にプレッシャーを感じて。本気で挑もうと思った」と並々ならぬ思いを抱いたことを明かしたが、一方で「いざ現場にいったら、周りのキャストさんのすごさ、スタッフさんの熱量、僕の至らなさに打ちのめされた」と回顧。「僕の中で限界突破というか、100%を超えて120%頑張ったと感じています」と胸を張った。

 MCでフジテレビの軽部真一アナウンサーから「20~30テイクやった場面があると聞きました」と暴露されると、高橋は「……バレてますか?」と苦笑い。「長いシーンで、たたずまいとか話し方とか、繊細なところを監督に指導していただいた」と明かし、レジェンド俳優に囲まれての撮影を「神たちに見守られている感じだったんですけど、生きた心地はしませんでした」と思い返していた。

 すると、同席していた泉谷から「お前、ちゃんと言えよ! 俺は助けただろ!」と強烈なツッコミが。泉谷は「彼(高橋)がいっぱいいっぱいなのは見ていて分かる。『みんなもそういう目に遭ってきているからお前が悪いんじゃない』『台本と監督が悪いんだからスタッフ全員謝れ』と謝らせた」と高橋に助け船を出したことを明かし、「ちゃんと言えよ」と高橋に迫った。

 高橋は「うれしかったんですけど……」と泉谷に感謝しながらも「『スタッフ謝れ』とか『監督厳しすぎるだろ』という言葉が、逆にブーメランで僕に返ってくるのはありましたね」と話し、周囲の笑いを誘っていた。

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか。

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