女優の前田敦子とSexy Zoneの菊池風磨が16日、都内で行われた映画「もっと超越した所へ。」公開記念舞台あいさつに、出演の伊藤万理華、オカモトレイジ（OKAMOTO’S）、黒川芽以、三浦貴大、趣里、千葉雄大、原作・脚本の根本宗子、メガホンをとった山岸聖太監督とともに登壇した。

　クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く本作。前田は恋愛間違えがちなデザイナー・真知子を演じ、後悔したくない恋愛を求める女性のたくましさを抜群の存在感で魅せている。また、菊池は真知子の彼氏でやっかい系のヒモストリーマー・怜人を演じ、甘え上手で束縛好き、弱さをみせるクズ男を魅力たっぷりに演じている。

　本作の見どころを聞かれると、ノリだけで生きているフリーター・泰造を演じたオカモトは「日本映画で初めてグリルズというアクセサリーが取り沙汰されたんじゃないですか」とコメントして、この日も着用していたグリルズ（歯のアクセサリー）をキラリと見せると、金髪で内面も彼氏（泰造）に染まるギャル・美和を演じた伊藤は「今日、テンションを上げるためにレイジ君が『グリルズ作りに行こう』って誘ってくれて、さっき行ってきました」と告白。これに前田と菊池は「誘われてないんだけど！」と口をとがらせ、菊池は「（週刊誌に）撮られればいいのに」と妬んだ。

　さらに、伊藤が「ほかの友達も連れて行きました」と釈明すると、菊池は「カモフラも入れて？　何それ」と突っ込み、前田は「みんなで一緒にお店に行くって言ったじゃん！」と嫉妬。菊池が「これはもう公開打ち切りだよ！」と立腹すると、伊藤は「みんなそれぞれデザインしたのをつけて、いつかまた舞台あいさつとかしましょう」と機嫌を取った。

　あらためて、菊池からどんなグリルズを作ったのか尋ねられた伊藤は「注文しました。美和は全部（の歯に）つけていたじゃないですか。さすがに全部は難しいから、上の歯2個くらいにつけられる控えめなやつで、それは女性の方も絶対に似合うと思います」とオススメし、菊池から「グリルズのアンバサダーみたいになってるよ（笑）」と突っ込まれ、前田からは「万理華にオシャレファッション誌でつけてほしいね」と提案された。