女優の川栄李奈が5日、主演を務めるフジテレビ系のドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の会見（5日スタート、毎週水曜、午後10時）に出席。主演の山田涼介も出席した。

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　本作は、累計130万部突破の同名コミックが原作。連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生・浦島エイジ（山田）がある日、自らが二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないと底知れぬ不安にかられて、真相を明らかにしようとするさまを描く二重人格サスペンス。川栄は育った家庭環境が悪く、不遇の人生を送ってきたナミを演じる。

　連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」以来の連続ドラマ出演。その経験を活かせているか問われた川栄は、「台本（せりふ）を覚えるのが速くなった。体力的には有り余っている状態です」と明かし、続けて「朝ドラを経験して、朝ドラのヒロインと同じぐらい山田さんの役は大変だと思います。他の仕事もされているので、“本当にすごいな、この人は”と思いながら、近くで学ばせてもらっています」と山田を絶賛。山田は「たぶん、次の朝ドラのヒロイン僕がやっています」と返し、笑いが沸き起こった。

　また、撮影中で垣間見れた山田の意外な一面について、「小さいときから山田さんを（テレビで）見ていたので、ルックスがまったく変わらないじゃないですか。20代前半ぐらいの感覚で話しているんですけど、撮影ではさわやかな演技で、カットがかかった瞬間に『疲れたー』って」と暴露すると、すかさず山田が「やめてよ、来年30（歳）のおじさん感出すの」と止めに入った。川栄は「基本的に明るく元気に現場にいてくださる。ありがたいです」とフォローし、再び山田を称賛した。