【六本木クラス】「赤いピアノ」で凶弾に倒れた新 直後の“タケモトピアノ”CMが話題に「狙ってるだろ」【変更点リストあり】

俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第12話が22日夜に放送された。Netflixで配信され世界中で大ヒットとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメーク版。主人公の宮部新(みやべ・あらた)が父親を死に追いやった大手外食産業・長屋ホールディングスの長屋茂会長への復讐(ふくしゅう)を誓う青春群像劇で日韓共同プロジェクトとして制作された。この日の放送ではオリジナル版のエピソード14の中盤から同15の中盤過ぎまでの部分が描かれ、主人公が凶弾に倒れるというオリジナルにはないシーンが登場し衝撃を広げた。

主演を務める竹内涼真【写真:ENCOUNT編集部】
主演を務める竹内涼真【写真:ENCOUNT編集部】

長屋社屋のロケに駐日韓国文化院が協力 

 俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第12話が22日夜に放送された。Netflixで配信され世界中で大ヒットとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメーク版。主人公の宮部新(みやべ・あらた)が父親を死に追いやった大手外食産業・長屋ホールディングスの長屋茂会長への復讐(ふくしゅう)を誓う青春群像劇で日韓共同プロジェクトとして制作された。この日の放送ではオリジナル版のエピソード14の中盤から同15の中盤過ぎまでの部分が描かれ、主人公が凶弾に倒れるというオリジナルにはないシーンが登場し衝撃を広げた。

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(※以下、ドラマの内容に関わる記述があります)

 長屋ホールディングスから新への最後にして最大の逆襲が動き出した。先週放送の第11話では、新たち「二代目みやべ」の仲間が会社を飛躍的に成長させ、長屋も次男の長屋龍二(鈴鹿央士)が常務となり事実上の後継者に内定。新は長屋の臨時株主総会で社外取締役の座に麻宮葵(平手友梨奈)を送り込む決意を固めた。第12話では総会当日に葵が過労で倒れ新は「動いたらクビにする」と安静を厳命。しかし、葵は病室から姿を消した。黒幕は出所した長男の龍河だった。龍河は大量の札束をヤクザに渡し誘拐を指示。救出に向かった新は卑劣にも銃撃され意識不明の重体となった。

 新が凶弾に倒れた場所は「赤いピアノ」という名のボールルーム(舞踏室)という設定。実際に横浜市内にある有名スポットでこれまでにもドラマのロケで何度も使われている。オリジナルの「梨泰院クラス」では主人公パク・セロイ(パク・ソジュン)は父親と同じように車にひかれて山間の傾斜地を転げ落ちるという設定だったが、「六本木クラス」はまさかの銃撃だった。

 視聴者は銃撃&手術シーンの後に放映されたCMが「タケモトピアノ」だったことに反応しており、ネットには「赤いピアノからのタケモトピアノ。絶妙」、「狙ってる? 笑う場面じゃないけどこのCMのチョイスは…」、「赤いピアノで銃撃事件、重体のニュースの後、CMがタケモトピアノなのは狙ってるだろw」、「本家と違いすぎますよね」などの声が寄せられている。

 一方、葵が過労で搬送された「広尾南病院」は千葉大学医学部附属病院が使われている。女優の米倉涼子が主演した同局系ドラマ「ドクターX」シリーズでもロケ地となっていた。また、長屋ホールディングスの社屋は駐日韓国文化院(東京・四谷)だ。オリジナルと設定が変わっていることもあり、“聖地”の割り出しに関心を持つ視聴者は多いようだ。

※第12話の主な設定変更は以下の通り。

・「梨泰院クラス」疲労がたまったチョ・イソが自宅に戻ると母親の姿が。娘の体を心配する
→「六本木クラス」このシーンはなし

・「梨」IC本社ロビーでチョ・イソが過労のため倒れる
→「六」階段

・「梨」ICの財務担当者イ・ホジンとカン専務が車で株主総会の会場に向かう。パク・セロイが電話で「イソが倒れたので遅れる」と連絡
→「六」株主総会の会場で桐野雄大が待っている

・「梨」株主総会の会場は長家の本社
→「六」ホテル

・「梨」株主総会前にチャン会長とカン専務が対峙
→「六」長屋会長が新と対峙

・「梨」パク・セロイが入院中のチョ・イソをお見舞い。時間帯は夜
→「六」同、昼間

・「梨」パク・セロイとチェ・スングォンが病院の外で会話
→「六」同、病院内

・「梨」パク・セロイがティファニーの店舗前でネックレスを付けているモデルの写真を見つめる
→「六」特定のモデルは登場せず

・「梨」パク・セロイが病院に戻るとチョ・イソとマ・ヒョニが椅子に座りコーヒーを飲みながら会話
→「六」吹き抜けのフロアで立って会話。麻宮葵は点滴を受けている

・「梨」自宅でチャン会長がオ・スアに「飼いならされた」と忠告。室内は暗い
→「六」会長室。室内は非常に明るい

・「梨」チャン・グンウォンがヤクザの事務所にカバンをさげてやってくる
→「六」長屋龍河がヤクザの事務所でアタッシェケースを開けると中に札束

・「梨」パク・セロイがチョ・イソのロッカーを開ける
→「六」内山亮太がロッカーを開ける。暗証番号は「0505」。宮部新の誕生日

・「梨」チョ・イソが描いた自身の似顔絵を見つめる。モノクロ
→「六」同、色彩画

・「梨」自分の気持ちに気付いたパク・セロイが車を運転して病院に急行
→「六」新は六本木の街を走っていく

・「梨」パク・セロイが買ったティファニーのネックレスは引き出しの中
→「六」引き出しの上

・「梨」マスクをしたヤクザの手下が点滴介助を装ってチョ・イソを誘拐
→「六」マスクなし

・「梨」地方に左遷されたカン専務が元刑事と喫茶店で談笑
→「六」このシーンはなし

・「梨」パク・セロイがチャン・グンスと病院屋外で会話
→「六」病院の廊下

・「梨」チョ・イソが誘拐され、パク・セロイとチャン・グンスがそれぞれ車を運転して現場に急行。激しいカーチェイス
→「六」宮部新は自身の車。長屋龍二はタクシー

・「梨」着いたのは人気のない山林の路上
→「六」トンネル脇のボールルーム「赤いピアノ」

・「梨」チャン・グンスをかばってパク・セロイが車にひかれる
→「六」同、拳銃で撃たれる

・「梨」チャン・グンスはその場でスマホをかけて救いを求める
→「六」長屋龍二が犯行現場から離れた物陰からスマホをかけて救いを求める

・「梨」パトカーがやってきたためチャン・グンウォンとヤクザ一味は立ち去る
→「六」パトカーは登場せず宮部新は病院に担ぎ込まれる

・「梨」オ・スア、カン専務、元刑事のオ・ビョンホンが病院に駆け付ける。チェ・スングォンが病院内の防犯カメラに写っていた誘拐犯の写真を見せる
→「六」楠木優香が長屋社屋から駆け付ける

・「梨」チェ・スングォンがヤクザの事務所に乗り込みわざと殴られて警察沙汰に
→「六」内山亮太が誰もいないヤクザの事務所に忍び込み監視カメラからメモリーカードを抜き出す。そこにヤクザの手下が戻ってきて殴られる

・「梨」オ・スアがチャン会長の自宅で辞表を提出。2人ともソファに座っている
→「六」楠木優香が会長室で長屋会長に辞表を提出。会長は着席、優香は立ったまま

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