三浦友和、詐欺師界のフィクサー役で「クロサギ」出演 主演・平野紫耀とは初共演

俳優の三浦友和がTBSの10月期金曜ドラマ枠「クロサギ」(午後10時)に詐欺師界のフィクサー役として出演することが13日、分かった。

三浦友和(左)と平野紫耀【写真:(C)TBS】
三浦友和(左)と平野紫耀【写真:(C)TBS】

「人間模様も見応えのある要素」とアピール

 俳優の三浦友和がTBSの10月期金曜ドラマ枠「クロサギ」(午後10時)に詐欺師界のフィクサー役として出演することが13日、分かった。

「King & Prince」の平野紫耀が主演を務める同作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう/平野)が「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズで、2003年から13年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」(ともに小学館)にて連載。単行本は累計発行部数850万部を超える超人気作品だ。連載中の06年にはTBSにて山下智久主演で連続ドラマ化、08年には映画化もされた。

 今作では、13年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“クロサギ完全版”として新たにドラマ化。22年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が喰らいつく。「詐欺」が誰にとっても身近な脅威となっている現代の日本で、「クロサギ」がどのように暗躍するのか。さらに、原作完結前の前ドラマシリーズでは描かれなかった、主人公・黒崎vs家族を奪った最大の宿敵の直接対決も今作のみどころとなる。

 そんな同作で三浦は、詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫(かつらぎ・としお)役で出演。桂木は表向きは甘味処の店主だが、実は詐欺師たちの頂点に立つフィクサー。詐欺師に必要な情報や、詐欺の方法を売ったりしている。黒崎も桂木から詐欺の情報を買い、儲けの4割を情報料として納めている。黒崎にとっては、詐欺の師匠的な存在となる。

 三浦は「Nのために」(14年)以来、約8年ぶりのTBS連続ドラマ出演。平野とは初共演となる。「原作漫画を全巻読ませていただきまして、とても面白く、素晴らしいエンターテインメント作品だと感じました。いろいろな“詐欺”がある現代ですから、この作品をドラマでやることで、見てくださる皆さんにも用心していただけるんじゃないかと思います」と出演の喜びをコメント。

 続けて、「私は詐欺師界のフィクサーである桂木を演じますが、黒崎との関係性はとても複雑だなと思います。桂木は黒崎に対して息子のような情を持っているようにも見えますが、逆に黒崎は桂木をどう見ているのかということもあります。撮影では、黒崎が桂木に対してどのようなリアクションを見せてくれるのかも楽しみですし、演じていく中で関係性も変わっていくのかなと思います。初共演となる平野くんとの撮影も、楽しみにしています。このドラマは“詐欺”がテーマになっていますが、その中で描かれる人間模様も見応えのある要素になっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と見どころをアピールした。

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