平手友梨奈、「六本木クラス」でキスシーン 鬼気迫る顔面蹴りも炸裂【変更点リストあり】

俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第3話が21日に放送され、主人公・宮部新(みやべ・あらた、竹内)への恋心が芽生えた麻宮葵(平手友梨奈)のキスシーンが披露された。

制作発表記者会見に出席した平手友梨奈【写真:ENCOUNT編集部】
制作発表記者会見に出席した平手友梨奈【写真:ENCOUNT編集部】

主人公をめぐる女のバトルで“先手”

 俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第3話が21日に放送され、主人公・宮部新(みやべ・あらた、竹内)への恋心が芽生えた麻宮葵(平手友梨奈)のキスシーンが披露された。

 第3話では、新が六本木にオープンした居酒屋「二代目みやべ」が未成年の客に酒を提供している、と何者かに通報されたため、警察で取り調べを受けることになる。ホール係の内山亮太(中尾明慶)は葵と長屋龍二(鈴鹿央士)に嘘をつかれたと主張したが、新は法を守り2か月の営業停止を受け入れた。困惑した葵は新に妥協するよう説得するが、新は信念を貫く。その後、葵は合コンに参加し1人で帰ろうとしたところ、男がしつこく追ってきたためお金を投げ渡して立ち去ろうとすると、怒った男は葵に平手打ち。葵は男を背負い投げし顔面に強烈な蹴りを食らわせた。背負い投げからの蹴りはオリジナル版と同じ流れだが、容赦ない顔面への蹴りは鬼気迫る迫力だった。

 このシーンを見て思い出すのは平手の初出演&初主演映画「響 -HIBIKI-」(18年)。平手演じる天才女子高生作家・鮎喰響(あくい・ひびき)が不良の指を平気でへし折ったり芥川賞作家の顔に強烈な蹴りを入れたりする姿、文芸部の先輩に平手打ちをお見舞いする様子など衝撃的なシーンが登場した。「六本木クラス」の葵役を先取りするかのような作品だった。

 一方、新の宿敵・長屋ホールディングスに勤務する楠木優香(新木優子)と、IQ162でSNSのフォロワー数70万人を誇るインフルエンサー・葵の恋のさやあても始まった。カフェで対峙した優香は「新は私のことが好きなの」「あなたの手に負えるような相手じゃない」と諭すが、葵は「通報したのはあなた?」と追い詰める。優香が帰った後、葵は酔いつぶれて寝てしまった新の唇に自身の唇を重ねる。恋のバトルに“先手”を打ったかっこうだ。すべてが退屈だった葵にとって新はまったく新しいタイプの男だった。「彼の人生を甘くしたい」。葵に夢ができた瞬間が甘美に描かれた。

 この口付けシーンをよく見ると、酔いつぶれた新は葵の膝枕の上に崩れ落ちたが、オリジナル版は床の上に豪快に倒れ込むなど細かい設定変更がなされている。

 他の主な設定変更は以下の通り。

・「六本木クラス」役員会議で父親に激しく叱責された龍河(早乙女太一)は廊下で待ち伏せし優香を抱きかかえる。
→「梨泰院クラス」叱責されたチャン・グンウォン(アン・ボヒョン)が廊下でオ・スア(クォン・ナラ)に接近するが、抱きつきはしていない。
・「六」刑務所内で新と内山が乱闘。殴られた新が殴り返そうとする。
→「梨」主人公のセロイは殴り返そうとせず自身の信念をぶつける。
・「六」自宅で葵が新の似顔絵を描いている。
→「梨」飲酒の罰則として校庭ランニングを命じられたチョ・イソ(キム・ダミ)は校舎内で反省文用紙にセロイの似顔絵を描いている。
・「六」葵を助けようとした新は公衆トイレで追ってきた男に一発殴られる。
→「梨」セロイは一発も殴られず相手に鉄拳を食らわし続け圧倒する。

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