【RIZIN】平本蓮、“Fワード”で怪物くんに宣戦布告 至近距離でのフェイスオフは両者引かず

格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)の公開計量が1日、沖縄県内のホテルで行われた。朝倉海の欠場により急きょメインへ繰り上げとなった平本蓮(ルーファスポーツ)が65.85キロ、鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)が65.90キロでともに契約体重(66キロ)を下回りクリアした。

公開計量に臨んだ平本蓮【写真:ENCOUNT編集部】
公開計量に臨んだ平本蓮【写真:ENCOUNT編集部】

両者一歩も引かず、会場からはどよめき

 格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)の公開計量が1日、沖縄県内のホテルで行われた。朝倉海の欠場により急きょメインへ繰り上げとなった平本蓮(ルーファスポーツ)が65.85キロ、鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)が65.90キロでともに契約体重(66キロ)を下回りクリアした。

 表情ひとつ変えない。前日(6月30日)の試合前インタビューでは終始笑顔だった平本はゾーンに入っていた。フェイスオフではゼロ距離でにらみ合いに、両者一歩も引かず、最後にはスタッフが間に入り終了した。

 平本は計量後マイクを握ると「F**k」と雄たけび。ざわついていた会場に緊張感が走った。

 対する鈴木は「どうも、怪物くんです。こういうイレギュラーな大会ほど盛り上がると榊原信行CEOも言っていましたが、こういう時こそテンション上がるのが格闘家です。どうか払い戻しせずにお願いします!」と返金対応にも触れ、最後は“怪物くん”の不敵な笑い声を会場に響かせた。

 平本は今回がMMA3戦目。3月に行われた「RIZIN LANDMARK vol.2」では鈴木千裕と対戦し、0-3の判定負け。初勝利がかかる今大会の直前インタビューでは「俺の右がさく裂する」と豪語し、打ち合いを予告している。

 対する鈴木は平本の打撃を「精度の高いスナイパー」と評し警戒していたものの、「MMAでの勝ちを知らない」ことが弱みだと指摘していた。

 セミファイナルで行われる予定だった同カードは、海の右拳の負傷によりメインカードへ繰り上がることになった。海は、公式発表によると「右第2中手骨骨折後変形治癒偽関節による激痛があり、競技が不可能な状態で緊急手術が必要との診断を受けた」という。

次のページへ (2/2) 【写真】平本蓮と鈴木博昭のフェイスオフ
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