【THE MATCH】判定負けの志朗、採点に複雑胸中 「武尊選手が有利な判定に」と感じた理由

志朗(Be WELLキックボクシングジム)が玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)に0-3で判定負けを喫した。

判定負けを喫した志朗【写真:ENCOUNT編集部】
判定負けを喫した志朗【写真:ENCOUNT編集部】

「Yogibo presents THE MATCH 2022」第2試合

格闘技イベント「THE MATCH 2022」(2022年6月19日、東京ドーム)第2試合、55キロ、3分×3R、延長1R(ABEMAで全試合独占生中継)

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 志朗(Be WELLキックボクシングジム)が玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)に0-3で判定負けを喫した。

 あの一発さえなければ――。玖村の圧を感じながらも、上手くいなし、ローキックや多彩な打撃コンビネーションを放ち手数では上回っていた。

 試合後、志朗は「もちろん不満はない」と前置きしたうえで、普段と異なるルールの難しさや判定について持論を展開した。「ワンキャッチなしというルールに苦戦したな。考えちゃう部分があったので、もっと慣れときゃ良かったなというのがありますよね」と唇を噛んだ。

 続けて「まだ映像を見ていないのですが、1、3Rを取って、もしかしたら延長なのかなと思った。判定で30と聞いたので、今回のジャッジはプレッシャーをかける人を取る方向性なんだなと思いました。玖村選手は作戦勝ちだなと思いましたね」と振り返った。

 玖村の印象について「もっとジャブとか多かったり、技術的なものが多いと思ったんですけれど、結構前にきて、距離をつぶす感じできたので、印象で負けたのかなってなりますよね」と振り返った。

 今回は対抗戦。K-1との違いも肌で感じていた。「別種目です。競技が違うなって。RISEだとディフェンスと攻撃5対5、K-1だと7対3か8対2で攻撃主体なんだなって。それがK-1なのか今日のジャッジなのかは分からないですけれど、アウトボクシングはジャッジからしたらポイント取りづらいんだなと思いましたね」と悔しさをにじませた。

 判定は“世紀の一戦”である天心―武尊にも影響するのか。志朗は「下がりながらの攻撃は今日は評価されないのかなと。あまり言いたくないですけれど、武尊選手が4キロ戻しでどれだけ動けるか分からないです。けれど流れで言うと武尊選手が有利な判定になるのではないかと思いました」と言及した。

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