【愛車拝見】カーセンサー前編集長、家族5人で満喫のバンライフ 自慢のゆったり空間

「VW カラベル」はツートーンカラーもインパクトも抜群だ【写真:山口比佐夫】
「VW カラベル」はツートーンカラーもインパクトも抜群だ【写真:山口比佐夫】

「まず家族との営みがあって、クルマがそれをいかに最幸にできるか」

 カスタムについて持論も。「カスタムはなるべくしない派なので、むしろカスタムされてたパーツを純正に戻して購入した経験もあります。これがベストだ! と考えてクルマをつくってくれているデザイナーや開発者への自分なりのリスペクト」。以前乗っていたジープ・チェロキー(KJ)がそれで、ホイールやランプガード、タイヤカバーなどを“イマドキ仕様”から純正パーツに戻したという。今回のカラベルも内装など、ほぼ買った時のそのままの仕様だ。

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 カーセンサーの編集長を務めただけなく、現在もカーセンサー EDGE編集長、リクルート自動車総研所長を兼任しており、車業界の知見は豊富で、数多くの車・ドライバーたちと接してきた。そんな西村さんにとっての、人生におけるクルマの存在とは。「人生がそもそもライフwithカー。楽しい人生を送るためには、その時々最適なクルマがあることがとっても重要ですね。住む街や友人、髪型や服装みたいに、人生を彩る重要な要素です。僕の場合は、まず家族との営みがあって、クルマがそれをいかに最幸にできるか。そこを一番に考えています。今のところカラベルは満点です」と実感を込める。

 さてさて、憧れのバン生活をどのように送っているのか。自身のツイッターでは家族仲むつまじい様子を発信している。乗り心地と容量はばっちりで、「2列目が2席で3列目へのアクセスが楽々なのが魅力! 荷物もたくさん積める」と太鼓判を押す。「小さい子どもたちを乗せているので、スピードを出してすっ飛ばす必要なんてないんです。ゆったりした空間、空気感を楽しむために、リビングのようなスペースを車内に作ることが家族のコミュニケーションを促進するバンライフの魅力です。ファブリックなシートやカーテンなんかもファミリースペース感を醸し出しています」。それに、「バンの運転を不安に思っていた妻がこの間、練習で乗ってみたんです。広い駐車場で運転してみたら、『意外と普通に乗れるんだね』って。うれしいことです」。家族思いの愛車で、とびきりの思い出を紡いでいくつもりだ。

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