【愛車拝見】カーセンサー前編集長、家族5人で満喫のバンライフ 自慢のゆったり空間

車業界の専門家は、実際にどんな車に乗っているのか――。ENCOUNT編集部は、この素朴な疑問に答えるべく、日本最大級の中古車情報メディア「カーセンサー」編集部員の愛車を“徹底調査”。今年3月まで5年間編集長を務め、現在は統括編集長を務める西村泰宏さん(40)は、第3子の誕生を機に30年以上も前につくられた「フォルクスワーゲン(VW)カラベル」をゲット。家族で楽しむバン生活を明かしてくれた。

カーセンサー統括編集長を務める西村泰宏さんは「VW カラベル」を家族で満喫をしている【写真:山口比佐夫】
カーセンサー統括編集長を務める西村泰宏さんは「VW カラベル」を家族で満喫をしている【写真:山口比佐夫】

西村泰宏さんの愛車は「フォルクスワーゲン(VW)カラベル」 見つけた瞬間に「大阪まで行き即契約」 

 車業界の専門家は、実際にどんな車に乗っているのか――。ENCOUNT編集部は、この素朴な疑問に答えるべく、日本最大級の中古車情報メディア「カーセンサー」編集部員の愛車を“徹底調査”。今年3月まで5年間編集長を務め、現在は統括編集長を務める西村泰宏さん(40)は、第3子の誕生を機に30年以上も前につくられた「フォルクスワーゲン(VW)カラベル」をゲット。家族で楽しむバン生活を明かしてくれた。(取材・文=吉原知也)

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 2021年11月に購入し、今年4月に納車したのは、1990年製「VW カラベル」だ。新車時価格は400万円強だったが、今でも中古車価格で「370万円」とほぼ変わらない買い物だった。ツートーンのブラウンカラーが印象的な1台だ。

 見た目もインパクトあるバンを選んだ理由は「5人家族でチャイルドシートやベビーカーも載せて移動するためのクルマを探す時に、職業柄クルマを聞かれた時にあまりにもベタなミニバンを答えるのはイヤだしな、、、でもマンションの立体駐車場に入らないとファミリーカーとしては面倒だし、ということでサイズアップするは難しいので、横幅は狭くても室内はゆったりな昔のバンをチョイスしました」と説明する。

「欲しいモデルの流通量が少ないので、ピンとくる物件を信頼できる専門店で見つけた瞬間に大阪まで行き即契約! ブラウンツートンのカラーとシートのファブリックが、グッドコンディションだったのが決め手です」とのことだ。納車の際は家族全員で出かけ、帰りはパパ1人だけで“ロングドライブ”で帰宅。「旧車なので最初は慎重に慣らしましたが、滋賀県あたりまで100キロ以上ノンストップでスムーズに走れたので『これはいけるな』と。シートが肉厚で長時間座っていても疲れにくく、思ったより随分快適に帰ってこれました」と振り返る。

 しかしながら、国産ミニバンやワゴン車、またはSUVといった選択肢は数多くあったはずだ。そもそも「海外のバン」をなぜチョイスしたのか。理由を直撃すると、「主に90年代に青春時代を過ごしたので、アメリカンカルチャーLOVEなんです。子どもが3人でベビーカーも必要のため、人と荷物をある程度乗せられるクルマが条件。それならば、ルート66を走っていそうなザ・バンライフのカラベル(アメリカ名だとヴァナゴン)を、と1年以上探し続けていたんです。生産国はドイツですが、『アメリカっぽい』がキーワードです」という。趣味・文化の嗜好を落とし込んでいるのだ。

次のページへ (2/3) 「まず家族との営みがあって、クルマがそれをいかに最幸にできるか」
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