殺害予告からうつ病に発展 誹謗中傷と戦い続けたいしだ壱成が感じた「人は悪魔じゃない」

誹謗中傷は「ほとんど来なくなった」と語るいしだ壱成【写真:(C)AbemaTV, Inc.】
誹謗中傷は「ほとんど来なくなった」と語るいしだ壱成【写真:(C)AbemaTV, Inc.】

トルコで植毛手術を受けたことも話題に

 筆舌に尽くしがたいバッシングを浴び続け、人生すら変えられたにも関わらず、なぜそう思えるになったのか。きっかけもまたSNSだった。

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「インスタでした。ライブ配信って、配信中に見てくださっている方からのコメントが、ずらーっと出てくるんですよね。なるべく僕もコメント一つ一つを読むようにしてるんですけど、そこでの受け止め方ですかね。配信中にも冗談で突っ込みがはいるんですよね。コメントで『ハゲー』とか来ても、僕が『うるさいよー(笑)』って軽い感じで返したりとか。少し軽い気持ちで、受け止められるようになった。言ってる側も軽い気持ちなんだなと。そこでのやりとりで、『はい、終わりね』という形で消化できるようになりました」

 現在はインスタグラムを頻繁に更新し、ツイッターも再開したが、誹謗中傷は「ほとんど来なくなりました」とホッとした表情で口にする。

 都内に再び拠点を構え、俳優としての再起を志すいしだ。トルコに渡り植毛手術を受けたことも世間の注目を浴びた。

「僕も悩んでいたわけではないんですけど別にハゲならハゲでいいやというようなタイプだったんですけど。興味本位もありましたし。やっぱり、しっかり身だしなみもしっかり整えて、再起にかけたいなと思っています」

 サッカーの元イングランド代表ウェイン・ルーニーと同じ手術方法だと、笑いながら教えてくれた。

 ドラマ界を席巻した1990年代。今もいしだの演技力を評価する声は少なくない。2022年、47歳になってのリスタートは決して平たんな道のりではないが、再びスポットライトを浴びるために懸命に前に進もうとしている。

□いしだ壱成(いしだ・いっせい)1974年12月7日、東京都出身。父は俳優の石田純一。1990年代前半に「ひとつ屋根の下」「未成年」「聖者の行進」などドラマに多数出演。若者のカリスマとして支持を集める。94年に歌手デビュー。これまでに3度の結婚、離婚を経験。

■いしだ石田はABEMAで毎月第1木曜日、第2木曜日に放送中の「迷えるとんぼちゃん」に出演(5月12日放送)する。MCを務める、極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が毎回ゲストと本音でぶつかり合う超爽快お悩み相談バラエティ。いしだが大麻事件の真相や離婚について赤裸々に語る。
番組URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/8QPF31F2Vpxfno

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