平均年齢14歳の5人組グループ「PRIKIL」 サバイバル勝ち抜いたプリンセスが目指す場所

平均年齢14歳の5人組ガールズグループPRIKIL(プリキル)が、5月4日にデビューシングル「SOMEBODY」をリリースする。サバイバルプログラムを勝ち抜いたRINKO、UTA、NANA、RIN、YUKINOが目指すのは世界。デビュー目前のインタビュー前編では、プリンセスたちが互いの存在や目標を語った。

「PRIKIL」のRINKO、UTA、NANA、RIN、YUKINO(左から)【写真:(C)FNC ENTERTAINMENT JAPAN INC.】
「PRIKIL」のRINKO、UTA、NANA、RIN、YUKINO(左から)【写真:(C)FNC ENTERTAINMENT JAPAN INC.】

シングル「SOMEBODY」でデビュー、PRIKILをインタビュー

 平均年齢14歳の5人組ガールズグループPRIKIL(プリキル)が、5月4日にデビューシングル「SOMEBODY」をリリースする。サバイバルプログラムを勝ち抜いたRINKO、UTA、NANA、RIN、YUKINOが目指すのは世界。デビュー目前のインタビュー前編では、プリンセスたちが互いの存在や目標を語った。(取材・文=西村綾乃)

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 PRIKILの5人は、2021年10月から今年1月まで日本テレビなどで放送されたガールズグループデビューサバイバル番組「Who is Princess?」で選ばれた。「PRINCESS」と致命的な魅力を意味する「KILL」を組み合わせた合成語「PRIKIL」には、「世界を魅了する素晴らしいPRINCESS」という思いが込められている。

RIN(リードボーカル・ラップ)「不安や緊張もありますが、私たちが目標としてきたデビューなので、楽しみですし、後悔の残らないデビューにしたいです」

YUKINO(リードダンサー)「年齢が近いのでノリが合って楽しいですし、デビューが待ち遠しいです!」

UTA(サブボーカル)「PRIKILとしてデビューできることが、とてもありがたくて、格好良くデビューできるように、そして5人で成長していけるように一生懸命頑張りたいです」

 高い歌唱力、アグレッシブなダンスなど、人を惹きつける力は幼少から備わっていたという。

RINKO(メインボーカル)は「小さい頃から歌ったり踊ったりすることが好きで、よく母に見せていました。『K-POPアイドルを目指そう!』と本気で思ったのは中学2年生になってすぐでした」。UTAは「中学1年生の時に兄からBTSの『ON』という曲のパフォーマンスを見せてもらいました。その時に心臓がゾクッとして、すごく感動して圧倒され、『私もこんな風になりたい!なってやる!』と思ったことがきっかけでした」と振り返った。

 デビューが近づき、テレビ出演や雑誌などの取材が急増し、街で自分たちの広告を目にする機会も増えたという。

NANA(メインダンサー)「やっと自分がもうすぐデビューする実感が湧いてきて、少しずつ緊張感が出てきました」

UTA「とてもうれしくて、本当に一生懸命結果を出せるように頑張ろう!という気持ちでいっぱいです」

RIN「不安や緊張は大きいですが、プロ意識をもって頑張りたいです」

YUKINO「ドキドキしています! 今まではネットや雑誌を見る側だったのに、見ていただく側になったので、愛していただけるようにこれからも頑張りたいです」

 クールで神秘的な顔をのぞかせる瞬間もあるが、ステージを離れればあどけなさが残る。仲良しなメンバーを「家族」に表すとしたら――。

RIN「ママはYUKINO。パパはNANA。妹はUTA。ペットはRINKO。これは前にメンバーで話して決めました。それぞれのキャラがぴったりなので、本当にこの家族がいたら幸せだと思います!」

UTA「母はYUKINO、家事をたくさんしてくれるし、周りをよく見ている。RINKOは犬とかではなくて、ハムスター。小動物は癒しだし、可愛すぎるから」

 家族だけど、一番近いライバルでもある。「ほかの4人に、ここは絶対に負けない」と思う自分の魅力についてたずねると、各々が明確に答えた。

NANA「体の柔軟性を生かした女性らしいダンス」

RINKO「曲中の高音」

UTA「バレエが踊れることと感情をたくさん込めて、表情や体に出して歌えること」

RIN「ダンスの振りを速く覚えられること」

YUKINO「絵が一番うまいこと!」

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