元AKB48・内田眞由美がアイドルプロデュースに挑戦した理由 目標は“武道館凱旋”

元「AKB48」のメンバーで焼肉店経営者として飲食店「焼肉IWA」を起業し8周年を迎える内田眞由美(28)。新たな挑戦として、アイドルグループ「YORISOERU」をプロデュースすると発表したばかりの彼女にその理由やアイドルへの思いを聞いた。

「アイドルの頂点」を語る内田眞由美【写真:ENCOUNT編集部】
「アイドルの頂点」を語る内田眞由美【写真:ENCOUNT編集部】

元AKB内田眞由美“あやや”は「アイドルの頂点」

 元「AKB48」のメンバーで焼肉店経営者として飲食店「焼肉IWA」を起業し8周年を迎える内田眞由美(28)。新たな挑戦として、アイドルグループ「YORISOERU」をプロデュースすると発表したばかりの彼女にその理由やアイドルへの思いを聞いた。(取材・文=竹之内梨佐)

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 自身も経験した“アイドル業”を手掛ける立場になろうと思ったきっかけは、彼女の焼肉店にアイドル経験者やアイドルが好きな人が集まることが理由だったという。コロナ禍を迎え、店内の様子を見ているときに、「アイドルって重要な存在だということに気付かされました」。内田は「元気を与えられるアイドルを作りたい」と考えた。

 コンセプトは「心に寄り添えるようなアイドル」。グループ名をYORISOERU(ヨリソエル)と名付けた。オーディションでは、「歌やダンスの実力はあとから付いてくるので、話し方や応援してくれる人のことも考えられること」を大事なポイントとし、選考したと明かす。合格したのは田村優芽(20)永長利那(16)永井穂花(21)佐藤優來那(15)大石菜月(20)中村梨花(15)の6人だった。

 アイドル経験者として「成長するときに苦しさはつきものなので、必要のあるつらさや厳しさは教えてあげたいけど、傷つくつらさは受けさせずに育てていきたい。苦さと共に成長するので、そこで心がくじけると、アイドルとしての先はありません。厳しさに愛があれば伝わると思うので、そういうやり方をしたい」とプロデューサーとしての顔を覗かせる。将来は「私が『じゃんけん大会』で1位になった日本武道館で単独ライブがしたい。完全に、私の押しつけなんですけど(内田が)『武道館に帰ってきたぞ!』ってやりたいです」と笑顔で夢を語る。

 内田が「YORISOERU」のメンバーの年頃のときにはハロー!プロジェクトのアイドル・松浦亜弥が大好きだった。“あやや”について「歌もダンスもできてカリスマ性もある。アイドルの頂点」と憧れを口にするも、自身のアイドルグループは身近に感じられるグループを目指すという。

「本当に、(YORISOERUは)赤ちゃんみたいなんです。親心で彼女たちを見ているんですけど、お客さんたちも、この子たちを育ててあげなきゃってなると思うので一緒に育ててください!」

 プロデューサーとしての内田と下積み無しでメジャーデビューを決めた「YORISOERU」。生まれたばかりの彼女たちを“親心”で見守りたい。

□内田眞由美(うちだ・まゆみ)1993年12月27日、東京都出身。2007年「AKB48 第二回研究生(5期生)オーディション」に合格。09年にチームKメンバーに昇格。10年「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」にて16人の選抜メンバーを決めるイベントで優勝し、楽曲「チャンスの順番」で初センター。14年20歳で飲食店「焼肉IWA」を新大久保にオープン。22年4月にオープン8年を迎える。同年には自身がプロデュースを手掛けるアイドルグループ「YORISOERU」の結成を発表。5月25日にデビュー曲「恋はオックスフォド―ブルー」を発売する。

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