野球未経験の高橋優が“応援ソング”でファンの心を動かすワケ「歌もある意味スポーツ」

これからも周りに左右されない自分が選ぶ「グッとくる」道を歩く

 自身にとっての「手応え」について話を続けた。

「自分が『グッとくるもの』を持ってやっているかどうか? もしかしたらそれはミュージシャンでもスポーツ選手でも芸術家でも会社員の皆さんでもきっと同じかもしれないですが、その感覚は僕にとって曲を書く上でとても大切なことで、今自分が書いている曲は『グッとくるもの』になっているのか? 『グッとくるもの』になっていれば、例え月並みな言葉が並んでいたとしても『それでいいんだ! だって今自分の中でグッときたんだから大丈夫!』って言える。これが高橋優の1つのバロメーターになっていて、どんな曲を書く時でも必ず意識をしているところなんです」

 ほんの小さな手応えの積み重ねがいつしか「グッとくる」手応えへと変わっていく。こうして「侍ジャパン」栄光への道のりは高橋の中での普遍的な言葉に置き換えられた。

「僕自身、今まで以上にそこにアンテナを張っていて、例え信頼する人が『こっちが良いよ!』と勧めてきたとしても、僕自身が『グッとくるもの』じゃなかったら選びません。でもそこにこそ今の高橋優を動かすエンジンとかバッテリーみたいなものがあるんじゃないのかなって。

 面白いことに自分の中で『グッとくるもの』が浅いと相手のリアクションも浅いんです。シンクロニシティーという言葉の通り、やっぱり自分の心が震えている時って相手の心も震えているんです。だからこそこれからも高橋優として存在し続けるためには、例えその意見が多数派だったとしても僕がグッとこなければそれに抗って、自分なりの『グッとくるもの』を追い求めていきたい。12年目の高橋優はそんな思いでやっていきます」

「HIGH FIVE」のMVも実に痛快だ。終始、高橋が1人で川辺を歩きながら歌っているだけ。インサートカットといった飾った演出はゼロ。「こういう歌なんです!」とストレートなメッセージが映像から見えてくる。その堂々と力強く歌いながら歩く姿には「グッとくるもの」を感じた。

□高橋優(たかはし ゆう)1983年12月26日生まれ。秋田県横手市出身のシンガー・ソングライター。札幌の大学への進学と同時に路上での弾き語りを開始。2010年にシングル「素晴らしき日常」でメジャー・デビュー。20年にメジャーデビュー10周年を迎え、7thアルバム「PERSONALITY」をリリース。そして、東京五輪で金メダルをつかんだ「侍ジャパン」野球日本代表に密着したドキュメンタリー映像「侍たちの栄光 ~野球日本代表 金メダルへの8か月」のテーマソングである、新曲「HIGH FIVE」を22年2月25日に配信リリース。

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高橋優スタイリスト:上井大輔
高橋優ヘアメイク:眞弓秀明
シャツ¥29700、靴¥59,400(共にSHAREEF/Sian PR 03-6662-5525)、パンツ¥29700(Iroquois/IROQUOIS HEADSHOP 03-3791-5033)、ブレスレット¥35200(COOTIE PRODUCTIONS/COOTIE FLAGSHIP STORE 03-6809-0090)その他スタイリスト私物
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