「日本人とは何か」ディーン・フジオカ、異色の忍者アクションで出した答え

「Pure Japanese」でフィルムと向き合っていきたいと語るディーン・フジオカ【写真:舛元清香】
「Pure Japanese」でフィルムと向き合っていきたいと語るディーン・フジオカ【写真:舛元清香】

今後も映画製作に「どんな形であれフィルムメイキングとは向き合っていきたい」

 ディーン自身は今後も深く映画製作に関わっていく考え。「経済合理性を重くみて、賢く立ち回るという生き方もあるとは思いますが、僕がやりたいのは、人の心を動かすということ。自分はなぜか、それを司る生業を担うことになって、この年までやってきました。だから、今後もどんな形であれ、フィルムメイキングとは向き合っていきたい。そういう意味でも、今回、ご一緒させていただいた仲間との出会いは、改めて宝だと思っています」と言葉に力を込める。

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「Pure Japanese」は、ディーン・フジオカの意外な一面を見せた作品になっており、驚く女性ファンも多いのではないか。

□ディーン・フジオカ 福島県生まれ。2004年に香港でモデルの活動をスタート。映画「八月の物語」(05)の主演に抜擢され、俳優デビュー。06年に台北へ拠点を移しドラマ・映画・TVCFに出演。09年には音楽制作の拠点をジャカルタに置き、11年から日本での活動も開始。15年以降は東京を拠点に、アジアの縦軸で活動中。21年9月から全国ツアー「Musical Transmute」を開催。12月8日に3rdアルバム「Transmute」をリリースした。

□松永大司 1974年生まれ、東京都出身。「ウォーターボーイズ」(01)などに俳優として出演。その後、ドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」(11)を完成。同作は第40回ロッテルダム国際映画祭、第11回全州国際映画祭、第8回パリ映画祭など数々の映画祭から正式招待され絶賛された。2015年には初の長編劇映画作品「トイレのピエタ」を監督し、第20回新藤兼人賞銀賞、第37回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞などを受賞。16年は、THE YELLOW MONKEYのドキュメンタリー映画「オトトキ」、20年には、村上春樹原作を映画化した「ハナレイ・ベイ」を監督した。

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