長期休みも「近所の公園」はかわいそう? 子どもの“体験格差”が議論に 「本人には大差ない」の声も
家庭の経済状況や地域・環境の違いによって、子どものスポーツや習い事、旅行などの体験に差が生まれる“体験格差”が、ネット上で話題を呼んでいる。学歴や学力だけでなく、幼少期からの体験の差が子どもの将来に影響するという考えは根強く、議論を呼んでいる。子どもたちの間で広がる体験格差について、「仕方ないで終わらせていい話なのか」とSNS上で問題提起を行った男性に、詳しい話を聞いた。

子どもの体験格差は、親の経済力に左右される…これって「仕方ない」で終わらせていい話?
家庭の経済状況や地域・環境の違いによって、子どものスポーツや習い事、旅行などの体験に差が生まれる“体験格差”が、ネット上で話題を呼んでいる。学歴や学力だけでなく、幼少期からの体験の差が子どもの将来に影響するという考えは根強く、議論を呼んでいる。子どもたちの間で広がる体験格差について、「仕方ないで終わらせていい話なのか」とSNS上で問題提起を行った男性に、詳しい話を聞いた。
「子供の体験格差が広がってる やりたい習い事を全部やって、ディズニーや沖縄に行く子もいれば 休日はお弁当持参で近所の公園や市民プールばかりの子もいる どっちがいいとか悪いとかじゃないけど 体験の選択肢って親の経済力にかなり左右されるよね これを仕方ないで終わらせていい話なのか」
ゴールデンウイーク最終日に投稿された、子どもの体験格差を巡る投稿。親の経済力の差から、子どもが得られる体験に格差が生まれるという考えに、ネット上では「もう少し平等であってほしい」「格差は昔からあるものだから仕方ない」など、さまざまな声が寄せられている。
非日常的な体験に乏しい子どもに対し「かわいそう」という見方がある一方で、「お弁当を持って公園やプールに行くことも十分素晴らしい」「当の子ども本人にとってはどっちも大差ない」など、子ども時代の体験に優劣をつける考え方に否定的な声も。中には「公園やプールにも行けない家庭の方がより深刻」という指摘も上がった。
投稿者は関西在住の30代男性で、自身も2児の父というゆきむら@30代眼科医(@ganka1212)さん。夫婦共に高収入のいわゆる「パワーカップル」増加に伴い、世帯年収の差が広がっていると感じているそうで、「どちらの家庭とも話す機会がありますが、子どもに海外旅行、ディズニーや習い事をたくさんさせている家庭もあれば、経済的に旅行に行けず、近くの公園やプールばかりという家庭もあります。親の経済力の差により、子どもの体験経験が大きくなっていると感じました」と投稿の意図を語る。
その上で、一連の反響については「今回の反応で海外旅行、ディズニーなどお金がかかる経験が必ずしも素晴らしく、それが優れているわけではなく、近くの公園に行ったりプールに行ったりといった経験も子どもにとってみれば貴重な経験であると思いました。ただ、経験の差はない方が好ましいと思いますので、誰もが平等にいろんな体験ができる状態が望ましいのではないでしょうか」と話している。
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