■豊永阿紀（HKT48）
・予選歌唱：「ORION」（中島美嘉）／10位タイ
・決勝大会進出：4大会連続4回目
・決勝歌唱順：第4組1人目

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黒沢「豊永さんはロックチューンが合うイメージがありますが、今回の予選ではあえて違うジャンルの曲で挑んできて、そういう歌も歌えるんだなと。この大会にもずっと出ている方ですし、結果的に報われていい実力の持ち主だと思います」

竹中「歌もいいし、豊永さんのやりたい音楽像がとても楽しいんです。音楽が好きな方には、共感できるワクワクした部分を持った方で、（第2回以来の）ファイナリストLIVEにもう1回立つという目標で1年間頑張ってきたメンバーなので、彼女も報われてほしい1人ですね」

■岩立沙穂（AKB48）
・予選歌唱：「サイレント・イヴ」（辛島美登里）／審査員推薦枠
・決勝大会進出：初
・決勝歌唱順：第4組2人目

黒沢「岩立さんは、ほかのメンバーとはまた違った雰囲気がありますね。声質がすごく良くて、審査員推薦枠に入ったと思います。ただ、声質だけではファイナリストになるのは厳しい。自分が選んだ曲と向き合って、どこまで磨けるかが鍵になると思います。未完成な部分は多いかもしれないですが、逆に言えばそれだけ伸びしろがあるということなので、頑張ってほしいです」

竹中「岡田奈々さんより1期先輩の（アイドル11年目と）ベテラン。決勝大会をきっかけに、何か変わっていくことを期待したくなるメンバーです」

■大盛真歩（AKB48）
・予選歌唱：「猫」（DISH//）／8位タイ
・決勝大会進出：初
・決勝歌唱順：第4組3人目

黒沢「正直、存じ上げていない部分があったのですが、予選は選曲の妙があったと思います。ああいうタイプの曲をああいう声の低さで歌う人がいなかったので、『こんな歌える人がいるんだ』というギャップで評価が上がったと思います。

竹中「女性であの低音の響き方はびっくりしました」

黒沢「決勝大会はもう一度低めの曲で行くのか、全然違う曲で行くのか。作戦がものをいうのかなと。あとは、歌詞を覚えたほうがいいですね（笑）」

竹中「練習していない、予習していないではなくて、本当に（覚えるのが）苦手なんだそうです（苦笑）」

黒沢「実際、そういう方はいます」

竹中「どんなに努力しても歌詞が右から左へと抜けていくという……。予選の『猫』は歌い慣れた曲だったそうですが、それでも歌詞を見ていた。歌詞を見ずに歌え切れるのか。ただ、大盛さんは高音も出るそうで、全音域強い。伸び伸び歌って真価を発揮したら、突き抜けるかもしれません」

黒沢「あまりいろいろなことは考えず、楽しんでほしいですね」