爆笑問題・太田光「勝訴ということで、納得しています」 裁判の判決について声明発表
芸能プロダクションのタイタンは24日、「新潮社との裁判の判決について」として、爆笑問題・太田光らによる声明を発表した。
担当弁護士らによるコメントも発表
芸能プロダクションのタイタンは24日、「新潮社との裁判の判決について」として、爆笑問題・太田光らによる声明を発表した。
日本大学芸術学部に裏口入学したとする週刊新潮の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、太田が発行元の新潮社に損害賠償などを求めた控訴審の判決公判が、24日に開かれていた。
太田は「この度の判決において一審通り、勝訴ということで、納得しています」とした上で、「私は今後も今まで通り変わらず漫才師として活動していきますので、どうぞよろしくお願いします」と述べている。
以下、コメント全文。
○太田光
「この度の判決において一審通り、勝訴ということで、納得しています。またこの判決で、私と私の父の名誉が守られたことに安堵するとともにこの裁判に関わって全ての方々。そして見守ってくださったファンの方々、マスコミの方々に感謝します。私は今後も今まで通り変わらず漫才師として活動していきますので、どうぞよろしくお願いします」
○松隈貴史(担当弁護士)
「控訴審においても謝罪広告が認められなかったことは残念ですが、新潮社側の主張に理由がないことについてはかなり踏み込んだ判断をして頂いており、その点に関しては非常に良かったと思っています。新潮社は上告される以降を示された様ですが、上告審は法律審であり、事実を争う場ではありませんので、ご再考頂き、太田様の名誉回復に対して真摯に御協力を頂きたいと思います」
○橋下徹(橋下総合法律事務所代表)
「今回の週刊新潮の取材方法は報道機関としてあるまじきずさん極まりないものでした。芸能人に関する報道であっても、今の時代にあっては、確たる裏付けを持っておこなうべきです。報道機関は、本判決を充分に参考にしていただきたいと思います」