人気番組「吉田類の酒場放浪記」（BS-TBS、毎週月曜午後9時）で、大みそか恒例となった4時間の“年またぎ”特番（31日午後9時）が今年も放送される。今回は、吉田類さんの古里・高知県を列車で飲み巡る。

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　高知駅から列車で西に向かい、四国最南端の足摺岬に至る魅力的なルート。旅の出発点高知・桂浜では、土佐の英雄、坂本龍馬記念館を訪問。さらに列車で西に向かい、伝統和紙づくりが盛んな町伊野へ。職人の仕事に類さんも感心しきり。清流・仁淀川では、支流にある中津渓谷へ。雄大な雨竜の滝の迫力に圧倒される。列車で進みゆき、類さんの生家近く仁淀川町を訪れる。銘酒・司牡丹の酒蔵にお邪魔することに。櫂（かい）入れのお手伝いを体験し、もちろん司牡丹でのども潤す…。

　のどかな田園風景を越えてやってきたのは港町、土佐久礼。江戸時代から続く酒蔵では、仕込みに遭遇。伝統の味をかみしめる。窪川からは「土佐くろしお鉄道中村線」に乗り換え。クジラに会える町として有名な黒潮町へ。ぜひホエールウォッチングを、とのことで期待を胸に出航！　果たしてクジラに出会えるのか。旅の終着地は、足摺岬。古代の英知を感じるパワースポットを訪れる。

　また、新年を迎えるタイミングでは、恒例となったカウントダウン樽酒鏡開きも放送予定だ。

　類さんは「東西に長い高知県。実は分かっていたようで知らないことがたくさんありました。出立の地、桂浜は僕が生まれて初めて見た海。桂浜から広い海を眺め、外の大きな世界へ思いをはせた原点ともいうべき場所でした」と振り返った。さらに、「土佐名産といえばカツオ。今回の旅ではカツオづくしでもう、1年分はいただきました（笑）。クジラを追いかけていたときに出会ったハンドウイルカと一体になって遊ぶこともでき、たくさんの冒険に満ちた古里新発見の旅でした」とコメントした。