田中美里、芸能生活25周年 20代との違いは「オンとオフを切り替えていけるようになった」

美しさを保つ秘けつは好奇心 「知りたいと思うこと」大事に

――2019年からは美容商品を扱う会社「LOUVREDO(ルーヴルドー)」のアンバサダーも務められています。美しさを保つ秘けつは、何でしょうか?

「『ひとは、輝き続ける』ってルーヴルドーの言葉にもあるように、ちょっと老けたりするのって、好奇心がなくなった時なんじゃないかなと。ある程度、分かっちゃうと、こんなものかなってそれ以上を追求しなくなりますけど、そうじゃなくって、知らないものに対して少しでも意識を向ければ、やったことないことってたくさんあるじゃないって思うんです。実際、知らないことだらけだなって思うし、そういうことを知りたいと思うことがイキイキさにつながっていくのかなと思っています」

――年齢を重ねると、忘れがちな部分です。

「もちろん基礎化粧もすばらしいんですけど、外側からだけじゃなくて、内側から美しくなっていくっていうことが重要なのかなと思います。それによって目がキラキラしたり、口元、口角が上がったりっていうのも、なんだろう?っていう好奇心からなのかなあって。ルーヴルドーと関わる最初のきっかけも、ヘアメイクさんがルーヴルドーの美顔器を使っていて、『これなあに?』っていうところから始まって、ホントに個人的な感想ですけど、すごく(肌が)引き上がったのでビックリしちゃって。その当時はいろんな女優さんに勧めまくりました。ずっと愛用していたら、その後にアンバサダーとしてのお付き合いが始まりました。好きなものに携われるのはうれしかったですね」

――最後に、田中さんにとってマイブームは何でしょうか?

「40代から始めた趣味なんですけど、HBの鉛筆だけで、有名な絵を模写したり、書道も習い始めました。コロナ禍で大変な時に、自分と向き合う趣味を持つことで心を落ち着かせたりして。(女優は)人とたくさん接する職業なので、1人で向き合う時間がないとバランスが取れなくて。その2つをやり始めてからは、もっとバランスが取れるようになりましたね」

□田中美里(たなか・みさと)1977年2月9日、石川県出身。96年、第4回「東宝シンデレラ」審査員特別賞受賞。97年、NHK連続テレビ小説「あぐり」のヒロインに抜てきされデビュー。その後、数々の映画、ドラマ、舞台のみならず、「冬のソナタ」のチェ・ジウの吹替えや、ナレーションなどでも活躍。bay-FM「Morning Cruisin’」(毎週土曜午前9時)パーソナリティー。帽子ブランド「Jin no beat shite cassie」をプロデュース。2019年5月、LOUVREDOアンバサダーに就任。出演映画「人」が22年夏公開予定。

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