【ズバリ!近況】「てじな~にゃ!」山上兄弟が明かす小遣い1500円だった売れっ子時代「いじめもあった」

息の合った仲の良い兄弟だ【写真:山口比佐夫】
息の合った仲の良い兄弟だ【写真:山口比佐夫】

大学卒業後は舞台俳優としても活動している

――今も「山上兄弟」として2人で活動しているのですね。
佳、暁「はい」
佳「でも、2020年は新型コロナで3月から10月ぐらいまでのイベントとかは、一気に全部キャンセルになりました」
暁「それまではコンスタントに活動していたのに、月収0円の月がありました、19年ぶりに! 去年春の緊急事態宣言のときは、寄席も全部止まってしまいましたから」
佳「それで前からやってたYouTubeに力を入れ、動画を2日に1度上げたりしていました。YouTubeではマジックに関係ないこともやっています」
暁「佳之介は編集もしていたから忙しかったよね」
佳「この6月には、ある声優さんから登壇イベント用の衣装11着分の制作を依頼されて、作っていました。もともとコスプレが趣味で、衣装制作の方法を独学で身につけたんです」
暁「僕はYouTubeの撮影などの仕事以外は、コストコで買い物したり、マッタリしていました。インドア派なので、家で飲んだり食べたりしていたら10キロも太っちゃって、佳之介に『衣装が入らない!』と怒られ、慌てて筋トレして元に戻したら、今度は太ったときに合わせて作った衣装がブカブカになって、また怒られ(笑)」

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――幼かった山上兄弟のイメージとお酒が結びつきにくいですね。
暁「ずっと飲んでいられます! 緑茶ハイとかハイボール系をよく飲んでいますね」
佳「ワインが好きです。でも、強くはないです」

――コロナ禍では、ほかはどんな仕事をしていましたか。
佳「去年は『ピエールと魔法の杖』という朗読劇の脚本を書いて、主演して、作品CDを制作したりもしていました。パッケージのデザインやロゴも全部自分で手がけました。もともと、公演のパンフレットやチラシも僕が作っているので」

――芝居で主演も?
佳「4年前に日本大学芸術学部演劇学科を卒業してから、舞台で演じる仕事にも力を入れてきました。舞台が好きなので、小さい頃から演じることもやりたいと思っていたんです。タレントさんやお笑いの人がMCや俳優をされるように、僕らもマジシャンだけにとどまりたくない」
暁「マジシャンのイメージを変えたいですね。僕は11月に『MOTHER マザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』という作品の舞台に立ちます。あと、寄席のトークネタを考えているので、ラジオ番組をもったり、脚本書いたり、作る側もやりたい。ゆくゆくは監督として映画を作りたいです。3年前に東京工芸大学芸術学部映画学科を卒業したんですけど、役者コースじゃなくて制作コースで学んだんですよ」
佳「僕は11月に『プレイタの傷』という作品の舞台に立ちます」

――ところで、「てじな~にゃ」のセリフとポーズは誰が考えたのですか。
佳「セリフはプロデューサーがミーティングのときに思いついたらしいです」
暁「ポーズは振付師さんが考えてくれました」

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