高畑充希、撮影初日から「黙れジジイ」連発の“演技白熱” 柳家喬太郎「快感でしたね」

女優の高畑充希、落語家の柳家喬太郎、タレントの大久保佳代子らが11日、都内で行われた映画「浜の朝日の嘘つきどもと」(タナダユキ監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

舞台あいさつに登壇した高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】

監督の映画愛とロケ地・福島の空気感に癒やされたという高畑充希

 女優の高畑充希、落語家の柳家喬太郎、タレントの大久保佳代子らが11日、都内で行われた映画「浜の朝日の嘘つきどもと」(タナダユキ監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

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 物語の舞台は、福島・南相馬に実存する映画館「朝日座」。100年近い歴史を誇る名画座だが経営は火の車で、支配人(喬太郎)はじくじたる思いで閉館を決める。そこに突如、立て直しのために現れたのが茂木莉子と名乗る女性(高畑)。莉子の熱意が「もう打つ手がない」とあきらめていた支配人を動かし、「朝日座」存続のための奮闘が始まる。

 撮影は昨年の夏。高畑は「個人的には(コロナ禍の)自粛期間明けの最初の仕事で、気持ちもままならないうちに(ロケ地の)福島県に入ったんですけど、監督の映画愛と福島の空気感にとっても癒やされて東京に戻って来ることができた時間だったなと、今でも鮮明に覚えています」としみじみ振り返った。

 喬太郎とは初共演だったが、「私はクランクインして初日から『黙れジジイ!』みたいなせりふがあって、『台本に書いてあるからごめんなさい』って謝って、その後は気にせずやっていたら、師匠の顔がかわいく思えてきて、どんどんエンジンかかっちゃった」と戸惑いと喜びを報告。

 せりふで罵倒された喬太郎は「そもそも『黙れジジイ!』みたいなことは普段しょっちゅう言われている。でも高畑さんみたいなかわいい方に言われることはないので、快感でしたね。こんな時間がずっと続けばいいと思っていました」とオヤジモード全開で振り返り、観客を笑わせた。

 さらに、ウィキペディアで喬太郎の愛称が『キョンキョン』と知ったという高畑は「撮影期間から喬太郎師匠を『キョンキョン』て呼びたかった。(撮影中は)猫をかぶっていて(できなかった)」と明かし、「さっき、舞台裏で(喬太郎に)『キョンキョン』でいいですからね、って言われて(そう呼んでみて)、初キョンキョンの夢がかないました」と笑顔で伝えた。

 高畑の報告に目尻を下げっぱなしの喬太郎は「死んでもいい!」と喜びを爆発。「本家の小泉今日子さんに(キョンキョンと)言われたときも恥ずかしかったですけど、それ以来の衝撃が走りました。映画のことを忘れました」と赤面した。

 人と触れ合うことに慣れていないという大久保は、高畑と2人で取材を受けた際の衝撃を回想した。「2ショットを撮ってもらうじゃないですか。(カメラマンに)バックハグしてくださいとか(ポーズをリクエストをされる)。充希さんがかなり慣れているから、ガバっとバックハグとかしてきて、『なんだ!この魔性の女は』と思いながら、首から加齢臭していないかなドキドキしながら取材を乗り越えた2ショット撮影がしんどかったかな」と爆笑エピソードを披露。

 すかさず高畑は「加齢臭はしていないです、大久保さんはいい香り」と笑顔でフォローすることを忘れなかった。

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