秋元康氏が企画・原作の不倫ラブコメ 濱田岳が不倫沼に落ちるさえない男役で主演

秋元康氏が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ「じゃない方の彼女」(毎週月曜、午後11時6分)が10月からテレビ東京でスタートすることが分かった。濱田岳が主演を務める。

「じゃない方の彼女」が10月スタート【写真:(C)kurigami、(C)「じゃない方の彼女」製作委員会】
「じゃない方の彼女」が10月スタート【写真:(C)kurigami、(C)「じゃない方の彼女」製作委員会】

秋元康氏「ぐしゃぐしゃなラブコメができました」

 秋元康氏が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ「じゃない方の彼女」(毎週月曜、午後11時6分)が10月からテレビ東京でスタートすることが分かった。濱田岳が主演を務める。

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 お笑い芸人の目立たない方、みんなが選ぶものとは違う方、クラスの主役じゃない方、モテない方……と、実は世の中の多くの人が何かの「じゃない方」。本作は、どこにでもいる普通の人生を送ってきた“じゃない方”の男性にスポットライトを当て、妻“じゃない方の彼女”との不倫を描く。魅力的な女性との出会いにジタバタする“じゃない方の男”を演じるのは実力派俳優の濱田。

 さらに、演出は現在放送中の「来世ではちゃんとします2」(TX)など数多くの話題作を手掛けるヒットメーカー・三木康一郎が手掛ける。

○秋元康氏
「何年か前に、ある漫才コンビについて話していたスタッフが、『じゃない方!』『じゃない方!』と叫んでいるのを見て驚いたことがあります。コンビのどちらかの名前を失念していたなら、『ボケの方』とか『ツッコミの方』というか、『上手(かみて)の方』『下手(しもて)の方』と呼べばいいのに……。『面白い方』『面白くない方』という意味なのか、『顔が知られている方』『顔が知られていない方』という意味なのか、残酷な言い方だなぁと思っていたら、当の本人たちは、むしろ、いとおしさを込めて呼んでいることに気づきました。漫才という話芸において、それぞれ立場の異なる役割を理解した上での発言だったのです。言い方を変えれば、人間は、みんな、何かの『である方』であり、何かの『じゃない方』だと思います。そんな言葉遊びの延長線上でドラマを企画しました。とある男性の前に、2人のすてきな女性が現れたら、どちらが『である方』であり、どちらが『じゃない方』になるのか? それが、また、厄介なことに、時間差で現れたとしたら? もっと、面倒くさいことに、結婚してから現れたら? 奥さん? 彼女? どっちが『じゃない方』? 要するに、ぐしゃぐしゃなラブコメができました」

○濱田岳
「これまで演じてきたことのない役柄で、とてもチャレンジングだなと感じました。台本を初めて読んだとき、これまでにない新しいジャンルのドラマを作ろうというスタッフの皆さまの高い目標、それにチャレンジしようという気概を感じ、とても勇気をもらいました。新しい形のコメディードラマとして、温かい目で見て、楽しんでいただけたらうれしく思います」

○中川順平プロデューサー
「10月クールの月曜23時台は、テレ東ドラマとして昨年大きな話題となった『共演NG』以来、1年ぶりの秋元康企画・原作ドラマ『じゃない方の彼女』をお届けします。テーマは『不倫』。もちろんこれまでにも、ドロドロの修羅場が描かれた不倫ドラマは、数多くありました。しかし、秋元ドラマは、今回も一筋縄では行きません。今や不倫が、社会的な命取りともなる状況。そんな中、平凡でさえないけど、常識ある1人の男が、不倫沼に落ちて行ってしまう……。なぜ? どうやって? そのどうしようもなく愚かで滑稽、それでいてどこか憎めない様を、クスッと笑えるコメディーとして描きます。主演は、コメディーにかけては、文字通りこの年代のトップランナーの1人、濱田岳。他にも、主人公と禁じられた恋に落ちる天然魔性(?)の女子大生、しっかりものの美人奥さんにも、ここでは言えない豪華キャストが! バレたら終わり……。そんな恐怖と背中合わせの状況に、監督の作るハイセンスな映像世界が相まった、これまでなかった新しい感覚のコメディーです。『じゃない方の彼女』どうぞご期待下さい!」

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