ガルプラ999 日本人参加者のメイが躍進 NHK番組で語っていた覚悟「諦めて帰れない」

日本、韓国、中国の少女たちが参加する今年最大規模のグローバルガールズオーディション・プロジェクト「Girls Planet(ガルプラ)999:少女祭典」(毎週金曜、午後8時20分、日韓中同時放送)で日本人のメイが躍進している。

Cherry Bulletのメイ【写真:(C)ABEMA】
Cherry Bulletのメイ【写真:(C)ABEMA】

「Girls Planet999:少女祭典」の第4回はMnetとABEMAで27日夜に放送

 日本、韓国、中国の少女たちが参加する今年最大規模のグローバルガールズオーディション・プロジェクト「Girls Planet(ガルプラ)999:少女祭典」(毎週金曜、午後8時20分、日韓中同時放送)で日本人のメイが躍進している。

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 韓国音楽専門チャンネルMnetとABEMAで20日に放送された第3回では、冒頭でセル(日韓中から1人、計3人のユニット)視聴者投票の中間順位が発表され、メイが加わっているセルが1位を獲得したのだ。シグナルソング「O.O.O」で評価された最初の順位はJ(日本)グループで12位だったが、「プラネット探索戦」では宇宙少女の「Boogie Up」を大熊李、稲葉ヴィヴィアン、藤本彩花の計4人で披露し評価を得た。メイはガールズグループCherry Bulletの現役メンバーとしてすでにアイドル活動をしているだけにパフォーマンスには定評がある。

 このセル(チェ・ユジン、ツァイ・ビーン、メイ)が1位になった大きな理由として考えられるのはユジンの存在だ。ガールズグループCLC(シーエルシー)のメンバーとして活動中のユジンは第2回放送で歌手・ヒョナの楽曲「Bobble Pop!」を弾けるダンスとキュートな笑顔で披露。圧巻のステージを審査員(マスター)から褒められ思わず号泣するシーンが視聴者の感動を呼んだ。

 ただ、メイにも関心を寄せる視聴者は多い。実はメイは昨年3月7日に放送された「ザ・ヒューマン 輝ける場所がここにある~K-POPに挑む女性たち~」というNHKのドキュメンタリー番組で密着取材を受けている。冒頭のインタビューでメイは「無理じゃないかって思っていたんですけど来たからには諦めて帰れない」と、K-POPアイドルとしてデビューする覚悟と決意を語った。

 同グループは2019年1月に韓国、台湾、日本からなる10人組で華々しくデビューしたものの、同年12月に3人のメンバーが脱退。番組は「残った7人がどういう活躍を見せるのか韓国で注目を集めている」と指摘した。メンバーが共同生活を送る3LDKの部屋も映し出し、メイがメンバーで最年少であることや13歳で初めて韓国の地を踏んだこと、幼稚園のころからダンスを習っていてすぐにK-POPに魅了されたことなども紹介された。

 メイは12歳だった中学1年の夏にK-POPカバーダンス大会に出場。現所属事務所のスカウトマンが偶然それを見ていて声がかかった。メイは「不安だし心配だけど逃していいのかなと思って。やってみるのもありなんじゃないか」と当時の心境を振り返った。そして番組の最後では「私がやりたくて来たこの道のできる最大限をやろうと思って。もっと成長したいし、K-POPアーティストとしての生活が終わったときに後悔しないようにしたい」とさらなる努力を誓っていた。

 放送からおよそ1年半。あどけなさを残すメイはまだ16歳だが、最初の脱落者発表前に行われた「コネクトミッション」と呼ばれるチーム対決では、BLACKPINKの「HOW YOU LIKE THAT」をツァイ・ビーン、チェ・ユジン、シャ・イェン、イ・ヨンギョン、稲葉ヴィヴィアン、シェン・シャオティン、ソ・ヨンウン、川口ゆりなの各参加者と披露。長い手足を使ったキレのあるダンスやガールクラッシュな表情で視聴者の目を奪った。中国人参加者のミスはあったものの見事勝利を収め、次回以降への期待が高まっている。

 ネットでは「足めちゃくちゃ細くて手足が長い」「少し前まで中学生とは思えないビジュアル」「皆さん、メイちゃんの沼にハマりませんか?」「メイにご投票お願いいたします」とメイを推す声が次々と書きこまれている。

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