最も熱いラウンドガール「SHOOT Girls」を直撃 禁断の質問「選手からナンパは?」

これは珍しい。私服でラウンドボードを手にしたラウンドガールたち【写真:ENCOUNT編集部】
これは珍しい。私服でラウンドボードを手にしたラウンドガールたち【写真:ENCOUNT編集部】

一風変わったオーディションの中身は?

 そのオーディションも詳細を聞けば実に独特。何でもありだ。

 170センチの松岡凛ちゃんは「私が初めてSHOOT Girlsになった時には17歳だったんですけど、ちゃんとしたオーデションを受けるのが初めてだったので何をしていいのか分からなくて。よく分からないまま、ものまねをし続けました。ほかの子は『最後に言いたいことはありますか?』って聞かれるんですけど、私の場合は、審査員の方から『もう1回、ものまねしてください』って言われて、ものまねをした覚えがあります(笑)」

 ちなみに、誰のものまねをしたの?

「似てないんですけど、倖田來未さんのものまねをハチャメチャにやったり、(SBジムの近くにある浅草の)花屋敷にあるアトラクションを色っぽく言ったりしました。例えば『メリーゴーランドオオオオ(ハートマーク)』みたいな感じですね(笑)」

 そんな凛ちゃんがラウンドガールになって圧倒されたのがSBのスター、RENAだ。

「以前、RENA選手がSBの試合に出た時があったんです。今はRIZINとかに出て、SBの名前を広めてくれていますよね。カッコいいし、かわいいし、すごい選手だと思います」

 別の笑い話を教えてくれたのは、172センチの嶋田美彩ちゃんだ。

 格闘技イベントで時折、使われる「特効」(※屋内用の花火を破裂させると、かなり大きめのドーン! という音がする)について「ホント驚くんですよ、あれは。しかも私がビックリした顔が、会場の大型スクリーンでドアップで使われていたことがあって。めっちゃ恥ずかしかった」。

 特効に関しては、他のSHOOT Girlsも次々と口を開く。

「ホント心臓に悪いから、『なんであらかじめ教えてくれないんですか?』って言ったら、翌年から耳栓がもらえるようになりました(笑)」(かこちゃん)

「特効? あれは絶対にビビらない人はいないよね」(凛ちゃん)

 特に大会当日は慌ただしくスタッフが動き回っているため、特効を使うことを言い忘れたり、あえて伝えない時もあるという。

 ところで、先ほども少し話に出てきたが、スタイルのよさ、カッコよさを引き出すアイテムは、やはりSHOOT Girlsがそれぞれはいているハイヒールになるだろう。すらりと伸びた足がその魅力を際立たせてくれる。確認したところ、ハイヒールの高さは14センチ(!)だというから、なかなかお目にかかれない高さではないか。しかもこれはSB側からの指示ではなく、SHOOT Girlsのみなさんの希望でそうなったという。

「ヒールが高いほうが、スタイルがよく見えるので」(晶羅ちゃん)

 だが、それだけ高いと安定さに欠けてしまい、思わぬアクシデントを呼び込むことがある。

次のページへ (3/4) 14センチのヒールが招いたハプニング
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