「翔んで埼玉」まさかの続編 GACKT&二階堂ふみが続投、作者困惑「正気かおまえら」
2019年にGACKT・二階堂ふみのダブル主演でまさかの実写映画化が実現し、大ヒットとなった「翔んで埼玉」。そんな話題作の続編となる「翔んで埼玉II(仮題)」が22年に公開されることが11日に発表された。GACKTと二階堂の続投も決定した。
二階堂ふみ「大作を、最前線で感じられたら」
2019年にGACKT・二階堂ふみのダブル主演でまさかの実写映画化が実現し、大ヒットとなった「翔んで埼玉」。そんな話題作の続編となる「翔んで埼玉II(仮題)」が22年に公開されることが11日に発表された。GACKTと二階堂の続投も決定した。
魔夜峰央(まやみねお)の「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社/累計発行部数72万部)を原作として19年に公開された第1弾は興行収入37.6億円を記録。埼玉を徹底的にディスるという衝撃的な内容で、日本アカデミー賞では最優秀監督賞を含む12部門を受賞するなど、大きな話題となっていた。
そんな人気作のまさかの続編が決定した。キャストにはGACKTと二階堂が続投する。22年の公開も併せて発表に。さらに新ビジュアルも解禁となった。
解禁前夜となる10日夜には、約1年半の間、動きの無かった「翔んで埼玉」公式ホームページに突如として小さな異変。SNSでは早くも「遂に続編ですか……!?」などの声があがっていた。
作者、出演者らのコメントは下記の通り。
○魔夜峰央(原作者)
「改めて言うが、正気かおまえら」
○武内英樹(監督)
「『翔んで埼玉』続編がついに始動します。前作では思いっきり(愛を込めて)ディスっていたにもかかわらず、埼玉の皆さんが心から映画を楽しんでくださり、改めてその埼玉愛に驚かされました。続編だからこそできる、壮大なスケールでお届けする日本最高峰の茶番劇をお届けしたいと思っています。GACKTさん、二階堂ふみさんや、信頼できるスタッフ、そして新しい仲間(?)と共に全力で作品を作ってまいります。ぜひ、ご期待ください」
○若松央樹(フジテレビプロデューサー)
「前作の公開中、埼玉の皆さまには『もっとディスっても大丈夫!』という声や、他県の皆さまには『埼玉がうらやましい』『自分たちの地元もいじって欲しい!』『翔んで○○もやってほしい!』など、ありがたい反響をたくさんいただきました。『翔んで埼玉』自体は、前作も原作にはないストーリーを多分に描いておりましたし、作品としては、前作で既に出し尽くした気持ちも強かったのですが、皆さまの温かい声をいただき、武内監督や脚本の徳永氏の間で『続きを作ってみてはどうか』という話が自然と出るようになりました。その内容が思いのほか盛り上がり、続編を制作することになりました。埼玉の皆さまに支えていただき、前作はありがたいことに大ヒットすることができました。続編ではさらにパワーアップした、我々なりの愛あるディスりで、埼玉の魅力を全国に届けてゆきたいと思っています。再びとはなりますが、何卒寛大な心で受け止めていただければと思っております」
○GACKT(麻実麗役)
「再びこの、いい意味でくだらない最高のエンターテインメントに関われると思うと、今から、、、、不安しかありません。前作であれだけ埼玉をディスったにもかかわらず、監督はまたしても続編をやる気です。監督、バカなの? 完全に壊れてます。。。そしてGACKTがまた高校生を演じるのか……、ダメでしょ? 疑問は多く残りますが、前作でもご一緒した武内監督やふみちゃんがいれば、良い作品が作れると信じて、、、いや、むしろ、すべてお任せするしか、ありません。壮大な茶番のさらなるパワーアップ、ぜひ楽しみにしていてください。不安です。。。」
○二階堂ふみ(壇ノ浦百美役)
「パート2を作ってみせる! と現場で肩をぐるぐる回しながらおっしゃっていた武内監督。まさかこの映画がヒットするとは。まさかこの映画が日本アカデミー賞にノミネートされるとは。パンクで誠実な物作りをされる武内監督、そして派手に踊らせる若松プロデューサー。真面目に不真面目な大人達が集まる現場にまた呼んでいただけて、とても光栄です。パート1(まさかこの呼び方をする日が来るとは思わなかった)をはるかに超える大作を、最前線で感じられたらと思います。よろしくお願い致します」