斉藤優とSKE大場美奈が語る“役者”博多華丸 大谷翔平の二刀流を超える“三刀流”

「羽世保スウィングボーイズ」はタップダンス、和太鼓、歌と見どころ満載【写真:イシイヒデキ】
「羽世保スウィングボーイズ」はタップダンス、和太鼓、歌と見どころ満載【写真:イシイヒデキ】

出演者は博多弁に苦戦も「どんどん稽古場が福岡に」

――大場さんもタップダンス、和太鼓、歌を披露するシーンがあるのでしょうか。

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大場「そうですね……」

斉藤「言ってやんなよ!」

大場「どれもやりません(苦笑)」

斉藤「大場さんはお芝居がメインなんです」

大場「栞にはできない理由があるのかもしれません」

斉藤「あー、そうか! そう考えると、いろいろつながるよね。ミュージカルのような舞台ですが、ストーリーは入り組んだヒューマンドラマになっています。今、いろいろ気付きました(笑)」

――お芝居メインの大場さんは、今作で博多弁に挑戦します。どのように身に付けたのでしょうか。

大場「初めは実際の博多弁を聞いて音で覚えていたのですが、お芝居ならではの博多弁の難しさがありました。感情を乗せると、うまく言えない言葉があるんです。強調するポイントが分からなくなることがあったのですが、博多弁の先生に教わったり、華丸さんもアドバイスをくださり、博多弁を勉強しました」

斉藤「僕は2006年から福岡で活動していますが、博多弁はしゃべらないと身に付かないんですよね。今回の共演者の皆さんも、最初は苦戦していましたが、どんどん稽古場が福岡になっていく感じがしました。大場さんも華丸さんと親子を演じるだけあって、しっかりした博多弁ですよ」

――7月は博多座公演、8月は大阪・新歌舞伎座公演が上演されますが、アイドルとしての大場さんは、8月1日にZepp Fukuokaで開催される「SKE48 Zepp TOUR 2021」チームKII公演に出演されますね。

大場「舞台の稽古が始まってからは、愛知にいるマネージャーさんに会うことができなかったので、5時間くらい電話で打ち合わせをしたこともありました。私はチームのリーダーなので、セットリスト、演出は一緒に決めましたが、舞台の本番が近付いてからは、チームのみんなにライブのことは任せています。任せられるというか、ファンの皆さんはきっと満足してくれると思うので。私は自由に舞台に出て、自由にツアーにも参加させていただきます」

――斉藤さんの趣味はアイドル鑑賞ということですが、アイドルの大場さん、気になるのではないでしょうか。

斉藤「自分たちで演出を決めるなんてすごいなー。ずっと役者さんとして見てきたので、ぜひ、アイドルをしている大場さんも見てみたいです。でも、逆に笑っちゃうかもしれません。キャピキャピしてる! って(笑)」

大場「福岡公演、来てくれますか?」

斉藤「行きたい!」

大場「スケジュールが空いていたらぜひ」

――最後にこの記事を読んでいる皆さんへメッセージをお願いします。

斉藤「こんなご時世ですが、『羽世保スウィングボーイズ』はあきらめずにいれば光が差す、前向きで元気になれるお芝居です。感染防止対策も徹底していますので、ぜひ、劇場で楽しんでいただけたらと思っております」

大場「幕が上がった瞬間から驚くことは100%間違いありません。キャスト、スタッフが全員、思わず拍手をして、私も客席で見たい! と純粋に思いました。お芝居、歌、タップダンス、和太鼓と盛りだくさんで、全身で楽しんでいただける舞台となっています。福岡公演、大阪公演とありますので、ぜひ、よろしくお願いします」

□大場美奈(おおば・みな)、1992年4月3日、神奈川県出身。2009年にAKB48第9期生メンバーとしてデビューし、13年からSKE48のメンバーとして活動。チームKIIに所属し、チームのリーダーを務める。ニックネームは「みなるん」。

□斉藤優(さいとう・ゆう)、1978年10月12日、大阪府出身。1999年に矢野ペペとお笑いコンビ「パラシュート部隊」を結成。2006年から福岡に活動拠点を移し、09年にスタートしたゴリけんとのローカル冠番組「ゴリパラ見聞録」(テレビ西日本)は九州が誇る大人気バラエティー番組となった。

■羽世保スウィングボーイズ
〈キャスト〉
博多華丸、南沢奈央、大場美奈、中村浩大(Jr.SP/ジャニーズJr.)、財木琢磨、斉藤優、椿鬼奴、大空ゆうひ、幸田尚子、天津木村、松岡裕哉、坂本あきら、天宮良、長谷川初範

次のページへ (3/3) 【写真】インタビューに応じた大場美奈、斉藤優のソロショット
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